岩手郡

岩手郡、県内位置図
1.雫石町、2.葛巻町、3.岩手町、(4.西根町)、5.滝沢村、(6.松尾村)、(7.玉山村)、(8.安代町)

岩手郡(いわてぐん)は、岩手県北西部に位置する令制国下では陸奥国(のち陸中国)に属す。

人口93,620人、面積1,586.87km²、人口密度59人/km²。(2012年4月1日、推計人口

以下の3町・1村を含む。

盛岡都市圏の北部を占める。滝沢村以外は人口が減少している。

由来

岩出の森」に由来という説がある。文献に表れるのは、平城天皇の御代に陸奥国磐手の郡から献上された鷹を愛で、帝がつけた名前「磐手(いはて)」(大和物語第152段)が最初という。大納言はこの鷹を取り逃がしてしまい、奏じるのを躊躇っていたがついに口にすると、これを嘆いた帝は何も言わなかった。なぜ何もおっしゃらないのかと問うと、「いはて思ふぞ言ふにまされる」(言わないことこそが言うことよりも思いは勝るのだ/言わぬ程に磐手を深く思っている)と鷹の名に掛けて詠じたという。この歌は、古今和歌集本歌取りで、源氏物語でも引用されている。同音である「岩手=言わで」「口無し=梔子」の連想から、「言いたくても言えない切なさ」を表す歌枕となり、平安文学の世界では、梔子染めの山吹色が「岩手の里」の情景を示す言葉となった。

沿革

南北分割以前

明治12年から明治29年までの沿革については、南岩手郡・北岩手郡の項を参照のこと

南北合併以後

変遷表