崔 敬哲(チェ・ギョンチョル、朝鮮語: 최경철1980年8月15日 - )は大韓民国出身の元プロ野球選手捕手)、野球指導者。

崔敬哲(チェ・ギョンチョル)
LGツインズ 2軍バッテリーコーチ #82
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 全羅北道 全州市
生年月日 (1980-08-15) 1980年8月15日(43歳)
身長
体重
180 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 1999年 高卒優先指名(2003年入団)
初出場 2004年4月5日
最終出場 2017年9月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

選手歴

コーチ歴

経歴 編集

プロ入りとSK時代 編集

高校を卒業した1999年にサンバンウル・レイダースの高卒優先指名を受けたが、拒否して大学に進学。

その後はサンバンウルの指名権を承継したSKワイバーンズに入団した。入団後しばらくは朴勍完鄭相昊との競争で押され出番が少なかった。

2007年に兵役のためチームを離れ、2008年に除隊された。

ネクセン時代 編集

2012年5月2日に投手の田惟守を相手にトレードされてネクセン・ヒーローズに移籍。

ネクセンでは主に許道煥のバックアップ捕手として出場した。しかし、2013年朴東原が除隊されると活躍の場を失い再び2軍に落ちた。

LG時代 編集

2013年4月24日に当時LGツインズ所属だった徐東旭とのトレードで移籍した。背景には尹耀渉玄在潤の負傷によるLGの捕手不足があった[1]

2014年には尹耀渉、玄在潤との競争を勝ち抜いて正捕手になった。そして同年の準プレーオフ4試合では全て先発出場してまぶしい活躍を広げた。その結果、第4戦後に実施された記者団投票で有効票50票のうち35票を得てシリーズMVPに選ばれた。

2015年にもチームの正捕手を務めた。同年4月7日のハンファイーグルス戦ではチーム最初のホームランを打ち勝利に貢献した。

2016年は世代交代により出番が激減。11月25日に本人が球団に直接要請して自由契約を選んだ[2]

三星時代 編集

その後2017年は移籍した李興練の枠を埋めるバックアップ捕手として三星ライオンズと契約した。しかしシーズン前に実施したドーピング検査の結果で陽性反応が出たためサムソンは5月2日、72試合の出場停止処分を課した。

同年限りで現役を引退した。

引退後 編集

引退後はSKの戦力分析関係の業務につき、2020年からSKのバッテリーコーチに就任した。

2023年はロッテ・ジャイアンツのコーチだった。

2024年から、LGツインズのコーチに就任する。

通算情報 編集

年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2004 SK 0.200 34 35 2 7 0 0 1 10 3 0 0 0 2 7 0 2
2005 0.214 43 56 6 12 2 0 0 14 2 0 0 6 1 19 2 1
2006 0.183 63 71 3 13 0 0 0 13 1 0 0 6 0 19 3 3
2010 0.000 1 2 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0
2011 0.143 20 28 2 4 3 0 0 7 4 0 0 3 0 8 0 1
2012 ネクセン 0.223 81 130 9 29 3 1 0 34 7 1 1 6 1 32 0 3
2013 LG 0.245 38 53 6 13 2 1 0 17 5 0 1 4 2 17 0 2
2014 0.214 117 290 36 62 11 0 4 85 39 4 2 22 5 67 7 3
2015 0.208 109 183 23 38 7 1 3 56 19 3 1 14 8 55 1 5
2016 0.156 29 45 3 7 2 0 0 9 2 0 0 4 1 16 0 2
2017 三星 0.313 25 32 5 10 2 0 2 18 7 0 0 3 3 10 0 0
通算 11シーズン 0.211 560 925 95 195 32 3 10 263 89 8 5 68 23 252 13 22

背番号 編集

  • 24 (2003年 - 2006年、2009年 - 2012年途中)
  • 39 (2012年途中 - 同年終了)
  • 26 (2013年 - 同年途中)
  • 95 (2013年途中 - 同年終了)
  • 23 (2014年 - 2016年)
  • 53 (2017年)
  • 81 (2020年 - 2023年)
  • 82 (2024年 - )

出身学校 編集

脚注 編集