川久保 鎮馬(かわくぼ しずま、1891年明治24年)1月24日[1] - 1979年昭和54年)5月7日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。旧姓は綾部[1]功四級[2]

川久保 鎮馬
生誕 1891年1月24日
日本の旗 日本 東京府
死没 (1979-05-07) 1979年5月7日(88歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1915年 - 1945年
最終階級 陸軍中将
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経歴 編集

1891年(明治24年)に東京府で生まれた[1]陸軍士官学校第27期、陸軍大学校第40期卒業[1]1938年(昭和13年)7月15日陸軍歩兵大佐進級と同時に留守第9師団参謀長に着任し[2]1939年(昭和14年)7月に歩兵第35連隊長に転じた[2]1940年(昭和15年)9月に第15師団参謀長(第13軍)に就任し[1][2]、中国戦線に出動した[1]

1942年(昭和17年)8月に陸軍少将に進級し[2]1943年(昭和18年)3月に第6歩兵団長(第17軍第6師団)に就任[1]ブーゲンビル島に出征し[1]、同島の守備に任じた[1]。同年6月21日第8方面軍司令部附となり[1]1944年(昭和19年)2月に第51歩兵団長(第18軍第51師団)に就任し[1]1945年(昭和20年)4月30日に陸軍中将に進級[2]ニューギニア戦線に出征したが[1]、終戦まで悪戦苦闘の連続であった[1]

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 福川 2001, 231頁.
  2. ^ a b c d e f 外山 1981, 377頁.

参考文献 編集

  • 福川秀樹 編著『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。ISBN 4829502738 
  • 外山操 編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。ISBN 4829500026