川端 由美(かわばた ゆみ、1971年1月29日 - )は、日本自動車評論家であり、環境ジャーナリスト[1]である。

人物 編集

母親の影響もあり[2]、子供の頃から自動車が好きで、「車をつくれるらしい」と聞いたこともあり工学部に進学[2]。群馬大学大学院工学科修了後[3]、エンジニアとして住友電工に就職した[2]。その後、二玄社に転職し、自動車雑誌『NAVI』の編集記者や『カーグラフィック』編集部にも所属[2]。編集記者時代には小林彰太郎に直接教えを受けることもあり、徳大寺有恒を担当[2]。退社後、2004年ごろからフリーランスのジャーナリストとして、自動車の環境問題と新技術を中心に取材活動を行う。L'Arc〜en〜Cielのファンクラブ会報誌を作っていた経歴もあるなど[2]、自動車専門誌に加え、自動車技術誌、ライフスタイル誌、経済誌など、幅広い分野に寄稿。元エンジニア、女性、ジャーナリストとして、ハイブリッドな視点でリポートを展開する[4]

自動車評論には多様な意見が求められ、主観を書ける「変わったジャーナリズム」と位置付けている[2]

委員 編集

日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(2010〜)

World Car of the Year, Green Car expert(2014〜)[2]

International Engine of the Year選考委員(2015〜)[2]

自動車との関わり 編集

初めて所有した自動車は、アウトビアンキ・A112[1]。現在所有しているのは、アルファロメオ・2000GTV(1973年型)、ユーノス・ロードスタースマート・カブリオレ[1]

環境問題との関わり 編集

小学生時代からボランティア活動に参加しており、リオサミットをきっかけに地球環境問題に興味を持ちはじめ、特に環境問題に関連したボランティア活動とエネルギー問題に関する情報収集を行ってきた。現在では、科学的な基礎と国際的なネットワークを生かした情報収集を行って、環境ジャーナリストとしても寄稿する。環境省有識者委員を務めたこともある[5]

記名記事・書籍 編集

  • 日経Automotive Technology 自動車部品産業成長への進路 : 新興市場と注目技術を徹底解説 - 2012年(協編)[10]
  • カーグラフィック「Leader's Perspective」

脚注 編集

  1. ^ a b c 川端由美プロフィール SNSみんカラ、2010年3月閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i モータージャーナリスト・川端由美|40’sお仕事図鑑”. Beautiful 40's. 2019年10月3日閲覧。
  3. ^ 【日本タイダン。】 第7回ゲスト 川端 由美さん(モータージャーナリスト) キーワードは「移動の見える化」 〜モビリティ革命が地域創生にもたらす意義の本質とは? |博報堂WEBマガジン センタードット”. 博報堂 HAKUHODO Inc.. 2020年4月3日閲覧。
  4. ^ 川端由美プロフィール カービュー
  5. ^ 自動車・環境ジャーナリストの川端由美氏が「ニューズ・オプエド」初出演!ニューモデルマガジンX編集長の神領貢氏と共に自動車業界の将来を大予想!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2020年4月3日閲覧。
  6. ^ 川端 由美 | 著者ページ”. 東洋経済オンライン. 2020年4月3日閲覧。
  7. ^ 川端 由美”. Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン) (0000-00-00 00:00:00). 2020年4月3日閲覧。
  8. ^ 川端 由美の自動車レポート・記事【MOTA】”. MOTA(旧オートックワン). 2020年4月3日閲覧。
  9. ^ 日経クロステック(xTECH). “「川端由美」の検索結果”. 日経クロステック(xTECH). 2020年4月3日閲覧。
  10. ^ 日経BP SHOP|自動車部品産業 成長への進路”. shop.nikkeibp.co.jp. 2020年4月3日閲覧。

外部リンク 編集

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