工藤 綾乃(くどう あやの、本名:工藤 綾乃(本名と同じ)、1994年5月7日- )は日本の演歌歌手である。山形県出身、154.3cm、血液型O型。2024年1月まで株式会社アルデル・ジロー[1]に所属していた。

工藤綾乃
出生名 工藤綾乃
生誕 (1994-05-07) 1994年5月7日(29歳)
出身地 日本の旗 日本山形県山形市
学歴 山形県立上山明新館高等学校卒業
ジャンル 演歌
職業 歌手
担当楽器
活動期間 2014年 -
レーベル 徳間ジャパンコミュニケーションズ
事務所 アルデル・ジロー(2024年1月まで)

経歴 編集

山形県山形市桧町出身[2]。歌手だった母親の影響で幼少期より民謡を習う[3]。その後、数々の民謡大会で優勝し実績を作る。

2010年、16歳で出場した「弦哲也北区(きた)の演歌座2010」と題した第一回新人発掘オーデションで大賞を受賞。作曲家弦哲也の門下生となる。2013年春に地元の上山明新館高校を卒業後、上京[3]。弦哲也のレッスンを経て、2014年1月29日、「さくらんぼ 恋しんぼ」(徳間ジャパンコミュニケーションズ)でデビュー。キャッチフレーズは「山形のひだまり娘」。
2018年からクラウンミュージック所属の津吹みゆ羽山みずきと、「みちのく娘!」という東北出身の女性演歌歌手ユニットを組んで番組やイベントで度々活動している。
2024年1月を以てデビュー以来10年余り所属していたアルデル・ジローを離れる。

人物 編集

  • 元恩師・弦哲也が「昭和の忘れ物」と称した歌声は、「ふるさとの景色」や「懐かしい思い出」を連想させた心に残る歌手であると太鼓判を押されていた[4]
  • 趣味は民謡、太鼓、スポーツ全般 特技は料理[5]
  • 実家の隣りで父親と母親がお惣菜屋を営んでいる。
  • 10歳以上離れた兄がいる。

受賞歴 編集

  • 2002年 第5回紅花摘み唄コンクール全国大会 少年少女の部 最優秀賞
  • 2002年 第27回山形県民謡選手権大会 最優秀賞
  • 2006年 第49回山形県民謡王座決定大会 少年少女の部 優勝
  • 2009年 第52回山形県民謡王座決定大会 少年少女の部 優勝
  • 2010年 弦哲也「北区の演歌座2010」第一回新人発掘オーデション 大賞
  • 2011年 NHKのど自慢山形県天童大会 チャンピオン[6]

ディスコグラフィ 編集

シングル 編集

# 発売日 曲順 タイトル 作詞 作曲 編曲 オリコン
最高順位[7]
規格品番
1 2014年
1月29日
01 さくらんぼ 恋しんぼ たかたかし 弦哲也 南郷達也 - TKCA-90597
02 北風の詩 矢田部正
2 2015年
2月4日
01 花咲く丘 高田ひろお 南郷達也 TKCA-90670
02 母娘花笠[注釈 1] 矢田部正
3 2016年
3月9日
01 故郷さん、あいたいよ たかたかし 南郷達也 40位 TKCA-90758
(通常盤)
02 わたしの太陽
2016年
9月7日
瀬戸の花嫁 山上路夫 平尾昌晃 矢田部正 TKCA-90844
(特別盤)
03 わたしの彼は左きき 千家和也 筒美京平
04 PIECE OF MY WISH 岩里祐穂 上田知華 岩本正樹
4 2017年
4月12日
01 恋ごよみ 三浦徳子 弦哲也 若草恵 31位 TKCA-90892
(通常盤)
02 ときめきロマンス
2017年
10月4日
風は秋色 小田裕一郎 矢田部正 TKCA-90991
(特別盤)
03 セカンド・ラブ 来生えつこ 来生たかお
04 秋桜 さだまさし
5 2019年
1月30日
01 恋微熱JIN JIN JIN 渡辺なつみ 向井浩二 若草恵 - TKCA-91137
02 わたしは今日も元気です 結木瞳 矢田部正
6 2019年
11月6日
01 大阪花吹雪 二宮康 弦哲也 伊戸のりお 36位 TKCA-91214
02 エゴイスト 渡辺なつみ 向井浩二 馬飼野俊一
7 2022年
1月26日
01 白糸恋情話 原文彦 弦哲也 若草恵 21位 TKCA-91388
02 手紙 向井浩二 矢田部正
03 山形育ち 山口岩男
8 2023年
1月18日
01 洗ひ髪 原文彦 弦哲也 若草恵 8位 TKCA-91475
02 加賀友禅燈ろう流し 麻こよみ 伊戸のりお

アルバム 編集

発売日 タイトル 規格品番
2018年10月3日 工藤あやの ファースト・アルバム TKCA-74713
2023年9月13日 工藤あやの シングル・コレクション TKCA-75158

主なテレビ出演 編集

  1. - 魅せます!春の夢舞台 - (2014年3月25日)「さくらんぼ 恋しんぼ」 
  2. - 北国旅情 愛をこめて - (2015年6月30日、青森市から生中継) 「つんつん津軽」を歌唱披露
  3. - 大切な家族へ・・・愛の歌 - (2015年9月15日) 「浅草姉妹」を杜このみと共演
  4. - 愛の告白 ラブソング集 - (2016年2月9日) 「愛の奇跡」を松原健之とデュエット
  1. 神奈川県厚木市より (2015年7月5日放送)「東京のバスガール
  2. 山形県新庄市より (2016年5月15日放送)「花笠音頭」を福田こうへい三山ひろしと共演、「故郷さん、あいたいよ」
  3. 山形県酒田市より (2017年8月13日放送)「恋ごよみ」、「漁火恋唄」、「恋心
  4. 静岡県浜松市より(2017年10月8日放送)「ちゃっきり節」(長山洋子香西かおり津吹みゆと共演)、「メランコリー
  5. 大阪府泉佐野市より(2017年12月10日放送)「りんどう峠」、「雨の御堂筋
  6. 福岡県宗像市より(2018年2月25日放送)「微笑がえし」「雨のオランダ坂」(津吹みゆ、羽山みずき、と共演)、「逢いたくて逢いたくて
  7. 長野県長野市より(2018年4月8日放送)「恋は神代の昔から
  8. 愛知県蒲郡市より(2018年5月13日放送)「時の流れに身をまかせ」、「お祭りマンボ」(みちのく娘!として津吹みゆ、羽山みずきとユニットで披露)
  9. 神奈川県相模原市より(2018年7月29日放送)「ひばりのチャチャチャ」、「ジャンケン娘」、「あなたにあげる」(みちのく娘!として披露)、「ちょうど時間となりました」(みちのく娘!として藤あや子島津亜矢らと共演)
  10. NHK101スタジオより生放送!(2018年12月16日放送)「東京ららばい」(女性出演者全員で)、「お祭りマンボ」(みちのく娘!として披露)、「恋微熱」
  11. 山口県下松市より(2019年2月24日放送)「夢見るシャンソン人形」(みちのく娘!として)、「北の女房」
  12. 茨城県小美玉市より(2019年3月24日放送)「北国の春」、「好きになった人」(何れの曲もみちのく娘!として出演・歌唱)※また「みちのく娘!」としてアシスタントMCも担当。
  13. 茨城県常陸大宮市より(2019年5月12日放送)「愛のさざなみ」、「みちのく小唄」、「ミネソタの卵売り」、「真っ赤な太陽」(何れもみちのく娘!として歌唱)※みちのく娘!としてアシスタントMCも担当。
  14. 山形県鶴岡市より(2019年6月16日放送)「星影のワルツ」、「津軽平野」、「恋微熱JIN JIN JIN」
  15. 長野県塩尻市より(2019年8月4日放送)「家へおいでよ」・「さのさ」(以上、みちのく娘!として披露)、「暖流
  16. 大阪府寝屋川市より(2019年11月17日放送)「愛は傷つきやすく」(純烈・白川裕二郎とデュオ)、「大阪ラプソディー」(みちのく娘!として)、「大阪花吹雪」
  17. NHK101スタジオより生放送!(2019年12月8日生放送)「東京のバスガール」「好きになった人」(何れの曲もみちのく娘!として出演歌唱)
  1. (第9回) - 山梨発! 燃えあがる情熱ソング -(2016年6月14日)「黒百合の歌」
  2. (第13回) - 夏に聴きたい海ソング - (2016年7月12日)「潮騒のメモリー」(丘みどりとデュオ)
  3. (第21回) - ザッツ東京!歌でめぐる夢のパラダイス - (2016年10月11日)「二人の銀座」(竹島宏とデュオ)
  4. (第26回) - 秋×京都!和服で魅せます夢舞台 - (2016年11月15日)「ゲイシャ・ワルツ」(川野夏美西田あい岩佐美咲と共演)、「三味線ブギウギ」(女性出演者全員)
  5. (第68回) - 古賀メロディー&涙の名曲集 - (2017年11月14日)「青春サイクリング」(氷川きよし水森かおり椎名佐千子と共演)、「涙を抱いた渡り鳥」(水前寺清子歌唱時に椎名佐千子、花柳糸之社中と共にバックで踊りを披露)
  6. (第79回) - リズムにのって!心おどる昭和歌謡 - (2018年4月17日)「涙の太陽」(市川由紀乃山本彩・羽山みずき と共演)
  7. (第94回) - 出発進行!恋する鉄道ソング - (2018年9月11日)「高原列車は行く」(みちのく娘!として出演しボイメンと共演)

ラジオレギュラー 編集

放送中
  • 『工藤綾乃の あやラジ』(YBCラジオ:2018年7月3日 - 毎週火曜日11:30〜11:50 毎週土曜日18:40〜19:00(再) )
  • 『スナックあやの』(エフエムくらしき:第二土曜日22:00〜23:00)
過去に放送されていた番組

ファンクラブ 編集

  • ひだまり
  • ひだまりオンライン(DMMオンラインサロン)

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ オリコン年鑑』(2014年上半期版)(発刊:オリジナルコンフィデンス編集部)67頁 閲覧。
  2. ^ “山形の魅力、甲子園球場でPR 阪神-広島戦、さくらんぼナイター”. 山形新聞. (2016年5月21日). http://yamagata-np.jp/news/201605/21/kj_2016052100457.php 2016年11月26日閲覧。 
  3. ^ a b “編集長インタビュー 歌手 工藤 あやのさん”. 山形コミュニティ新聞. (2014年5月9日). http://www.yamacomi.com/4488.html 2016年11月26日閲覧。 
  4. ^ 『徳間ジャパンコミュニケーションズ2014年新譜情報』(2014年1月号)「今月の期待の新人紹介」 22-24頁 閲覧
  5. ^ オリコン年鑑』(2014年上半期版)(発刊:オリジナルコンフィデンス編集部) 67頁 閲覧
  6. ^ 『徳間コミュニケーションズ2014新譜情報』(2014年1月号)「今月の期待の新人紹介」 24頁 閲覧。
  7. ^ 工藤あやのの作品”. ORICON NEWS. オリコン. 2024年4月1日閲覧。

注釈 編集

  1. ^ デュエット:工藤依薫香(あやのの母)。

関連項目 編集

外部リンク 編集