工藤 正(くどう ただし、1923年12月17日 - 1989年3月22日)は、日本政治家。元青森市長(3期、当選は4回)。

来歴 編集

青森県青森市出身。1948年中央大学法学部卒業。同年、青森県庁に入庁し、2年後の1950年総理府に転じ、事務官となった[1]。その後1961年栃木県庁に勤務[1]1965年自治省に出向した[1]。翌1966年、青森県庁に復帰し、税務課長、総務部次長などを歴任し、1972年八戸市助役に就任し1975年まで務めた[1]。退任後は保護司となった[1]

1975年、青森市長選挙に立候補するも落選。

1979年青森市長選挙に再挑戦し初当選した。

1983年、再選。1984年、青森総合流通団地詐欺事件にからみ、助役が受託収賄容疑で逮捕される。その責任をとり同年10月12日に辞職。11月19日に行われた出直し選挙で当選。

1987年、当選。3期目途中の1989年3月22日に死去した。

脚注 編集

  1. ^ a b c d e 『日本の歴代市長』第1巻、198頁。

参考文献 編集

  • 『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。