常陸国出雲大社
茨城県笠間市にある神社
常陸国出雲大社(ひたちのくにいずもたいしゃ)は、茨城県笠間市に存在する神社。元は出雲大社教の分社だったが、2014年に独立した。
常陸国出雲大社 | |
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所在地 | 茨城県笠間市福原2006番地 |
位置 | 北緯36度21分15.0秒 東経140度11分03.4秒 / 北緯36.354167度 東経140.184278度座標: 北緯36度21分15.0秒 東経140度11分03.4秒 / 北緯36.354167度 東経140.184278度 |
主祭神 | 大国主大神 |
創建 | 1992年 |
地図 |
概要 編集
施設 編集
1992年12月に建立。全国でも最大級の大しめ縄がある。大しめ縄の長さは16m、重さ6t。境内内には、ガラス工房やアートギャラリーがある。[1]
出雲大社教傘下の教会 編集
日本文徳天皇実録では、大国主は常陸国のスクナビコナと共に国づくりに励まれたと伝えられる。出雲大社からタケミナカタが鎮まる諏訪大社を通り、常陸国へと直線状で結ばれた笠間市に大国主の分霊を鎮まり戴いた。1992年12月4日、出雲大社より分霊を鎮座[2]。
旧称は出雲大社常陸教会。出雲大社教傘下の団体であり、出雲大社を宗祠として出雲大社の教えを広めることが目的とされていた。このことから神社ではなかった[3]。
騒動から独立へ 編集
2013年9月に永谷園が、出雲大社常陸教会が祈祷を施したネックレスを抽選でプレゼントするキャンペーンを行う。これに対して出雲大社教は、神社本庁からの通達に反していると誤解されかねないためにやめるように求めたが、出雲大社常陸教会は神社本庁とは別の出雲大社教の系列組織であるため、神社本庁の通達に従う必要は無いと主張した。こうした事態を受け、出雲大社教側は神社本庁の通達に従わないのならば出雲大社との関係は解消し出雲大社の名称も使用しないように宣告する。出雲大社常陸教会は2014年6月に独立を宣言した[4]。出雲大社とは包括関係にあったが、2014年9月16日に包括関係は廃止され単立の宗教法人となる[2]。
脚注 編集
- ^ 常陸国出雲大社の徹底取材レポ!ご利益・御朱印・お守り
- ^ a b “由緒/歴史”. 常陸国出雲大社. 2021年5月21日閲覧。
- ^ “講談社『フライデー』掲載記事についての誤報並びにご説明”. 出雲大社教. 2021年5月21日閲覧。
- ^ a b “出雲大社常陸教会の出雲大社教離脱の報道”. 国際宗教研究所. 2021年5月21日閲覧。