平野多恵
日本の国文学者
平野 多恵（ひらの たえ、1973年[1] ‐ ）は、日本の国文学者、成蹊大学教授。専門は中世文学[1]。おみくじや占いについての研究も手がける[2]。
人物・来歴 編集
富山県生まれ[1]。1996年お茶の水女子大学文教育学部国文学科卒業。在学中、オウム真理教に入信しそうになった経験がある[3]。2002年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。2005年「明恵の研究」で文学博士。2005年十文字学園女子大学短期大学部専任講師、准教授[4]、2013年成蹊大学文学部准教授、2016年教授[5]。2012年『明恵－和歌と仏教の相克』で日本古典文学学術賞受賞[3]。
著書 編集
- 『明恵 和歌と仏教の相克』笠間書院, 2011.2
- 『神さまの声をきくおみくじのヒミツ』河出書房新社, 2017.12
- 『おみくじの歌 三十一文字と神仏のお告げ、そのルーツが鮮明に』コレクション日本歌人選 笠間書院, 2019.4
共編著 編集
論文 編集
出演 編集
- マツコの知らない世界「おみくじの世界」2019年6月11日放送
脚注 編集
- ^ a b c “［論］成蹊大文学部教授 平野多恵氏：中外日報” (jp). 中外日報社. 2023年1月12日閲覧。
- ^ “鏡リュウジ×平野多恵「占いのヒミツ 星とおみくじからのメッセージ」『占いはなぜ当たるのですか』（説話社）刊行記念”. B&B. 2023年1月12日閲覧。
- ^ a b “先生はおみくじカウンセラー 神仏のメッセージを受け取る”. 多摩てばこネット. 2023年1月12日閲覧。
- ^ 『明恵 和歌と仏教の相克』
- ^ researchmap