影狩り ほえろ大砲』(かげがり ほえろたいほう)は、1972年10月10日に公開された日本映画[1]。『週刊ポスト』に連載されていたさいとう・たかをの劇画『影狩り』を舛田利雄が映画化したシリーズ第2弾[2]。前作と異なり、時代設定は幕末である[3]

影狩り ほえろ大砲
監督 舛田利雄
脚本 池上金男
製作 石原裕次郎
奥田喜久丸
小林正彦
出演者 石原裕次郎
内田良平
成田三樹夫
音楽 玉木宏樹
撮影 金宇満司
編集 渡辺士郎
製作会社 石原プロモーション
配給 東宝
公開 日本の旗 1972年10月10日
上映時間 89分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 影狩り
テンプレートを表示

概要 編集

前作『影狩り』が特に男性の観客から受けがよく、興行成績も良かったため、前作の公開から約1カ月後に続編の製作が発表された[4]。本作は前作を超える大ヒット作となった[4]

石原はこれが初のシリーズ物映画への出演となった[4]。タイトル『影狩り ほえろ大砲』のほえろは、当時石原が出演して人気を獲得していた『太陽にほえろ!』にちなんだものである[4]

あらすじ 編集

佐伯藩は過去に幕府から許され、四海波なる大砲を所有している。しかし既に古くなったため、その大砲を溶かして新たな大砲作りが進められている。幕府により新たな大砲作りが禁じられているため、その事を幕府が知れば佐伯藩は改易となることは必定なのだが、既に幕府に露見したのか、幕府より大砲を改めるとの知らせが届き、同時に隠密である影たちが動きを見せている、そこで佐伯藩は“影狩り”を雇う。

配役 編集

[5]

スタッフ 編集

併映作品 編集

脚注 編集

  1. ^ デジタル大辞泉プラス「影狩りほえろ大砲」の解説”. KOTOBANK. 2022年8月12日閲覧。
  2. ^ キネマ旬報1972年10月下旬号 p.149
  3. ^ 影狩り ほえろ大砲”. 文化庁 日本映画情報システム. 2022年8月12日閲覧。
  4. ^ a b c d 映画にかけた夢 石原プロモーション58年の軌跡 石原裕次郎・渡哲也 週刊朝日ムック p.51-53
  5. ^ クレジットは表記方法、表記順は公式サイトに従う

外部リンク 編集