徐紹卿
徐 紹卿(じょ しょうきょう)は中華民国、満州国の政治家、外交官。満州国では奉天省省長などをつとめた。
徐紹卿 | |
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『東京朝日新聞』昭和13年(1938年)4月19日 | |
プロフィール | |
出生: | 1892年(清光緒18年) |
死去: | 不詳 |
出身地: | 清盛京将軍管轄区奉天府 |
職業: | 政治家 |
各種表記 | |
繁体字: | 徐紹卿 |
簡体字: | 徐绍卿 |
拼音: | Xú Shàoqīng |
ラテン字: | Hsü Shao-ch'ing |
和名表記: | じょ しょうきょう |
発音転記: | シュー シャオチン |
事績 編集
奉天省立中学を卒業。日本に留学して1927年(民国16年)、東京帝国大学農学部を卒業した。帰国後は東三省兵工廠で技師、廠長となる。
満州国成立直前の1932年(民国21年)1月に、奉天省政府諮議となる。満州国建国後の同年4月、奉天省実業庁庁長に就任した。1934年(康徳元年)11月、錦州省省長となる。1937年(康徳4年)7月1日、新京特別市市長に異動する[1]。翌年2月、駐イタリア特命全権公使兼駐スペイン公使に任命された。1940年(康徳7年)3月、帰国して郵政総局局長となる。1942年(康徳9年)9月28日、奉天省省長に任ぜられた[2]。翌年5月、満州中央銀行副総裁となる。
注 編集
参考文献 編集
- 徐友春主編『民国人物大辞典 増訂版』河北人民出版社、2007年。ISBN 978-7-202-03014-1。
- 山室信一『キメラ-満洲国の肖像 増補版』中央公論新社(中公新書)、2004年。ISBN 7-101-01320-1。
- 劉寿林ほか編『民国職官年表』中華書局、1995年。ISBN 7-101-01320-1。
満州国
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