御先祖様万歳』(ごせんぞさまばんざい)は、小松左京によるSF小説。初出は1963年、「別冊サンデー毎日」10月号。

あらすじ 編集

失業保険が切れて故郷に戻った主人公は、実家の納戸の虫干しをすることになる。そこから出てきた約百年前の古ぼけた写真。その写真には侍姿の曾祖父の姿と一緒に、なぜか五年先に開通するトンネルと、そのトンネルを通る最新式の列車が写っていた。その理由を調べるため、主人公はトンネルが掘られるはずの山へ踏み込むが……。

登場人物 編集

木村三平
本作の主人公。
木村うめ
主人公の祖母。
木村三右衛門
主人公の曾祖父。奇妙な写真に写っていた人物。
たけ
江戸時代の木村家で中働きしている娘。

書誌 編集

関連項目 編集