微神堂(びしんどう)は、長崎県大村市にある剣道道場

概要 編集

嘉永7年(1854年)、神道無念流剣術斎藤歓之助大村藩剣術指南役として招かれ、それから間もなくして藩主大村純熈が与える形で斎藤の屋敷内に建てられた。渡辺昇柴江運八郎らを輩出し、明治維新後は柴江に託された。また、渡辺は東京麻布の自邸に微神堂と称する道場を建てた。

明治45年(1912年)、大村城内に移転。大正7年(1918年)、現在地に移転。現在も剣道の稽古に使用されている。

微神堂の名前は孫子虚実篇の一文「微乎微乎 至於無形 神乎神乎 至於無聲」より「微」「神」の二文字をとって名付けられた[1]。また、現在も道場に残る扁額は江戸期の書家・市河米庵の作とされる。

参考文献 編集

参考リンク 編集

  1. ^ 江戸時代から続く神道無念流の剣道場 大村市ホームページ

関連項目 編集