徳島丼(とくしまどん)は甘辛く煮た豚ばら肉生卵メンマモヤシネギなど徳島ラーメンの具材をご飯にかけた丼物のこと。

概要 編集

 
市販されている徳島丼

フジテレビ社員食堂メニューのひとつであり、社員食堂を運営するフジランドの大久保勝事業部長が「よりもご飯に合うのではないか」と考案し、2006年から提供された[1][2]

2009年ミュージシャン桑田佳祐がホストを務める音楽番組桑田佳祐の音楽寅さん 〜MUSIC TIGER〜』で紹介されたのがきっかけで話題を呼び、徳島県庁にも問い合わせが相次いだ[2]

同年6月13日に公務で上京していた飯泉嘉門徳島県知事がフジテレビ社員食堂で試食し[1]7月2日から徳島県庁の食堂のメニューに追加された[3]。1日25食限定の販売から始まり[4]、後に1日50食以上が売れる人気商品となり[5]2019年現在では金曜日限定として販売されている[6]

脚注 編集

  1. ^ a b 「徳島丼」が人気 フジテレビ社員食堂、ラーメンの具材ご飯にかけ 2009/6/16 15:43 - 徳島新聞社 - ウェイバックマシン(2009年6月19日アーカイブ分)
  2. ^ a b 「徳島丼 フジテレビ社食新名物 お台場で誕生」『産経新聞』、2009年6月12日、10面。
  3. ^ 「この1年を振り返って 下 新名物 徳島丼が誕生」『朝日新聞』、2009年12月28日、18面。
  4. ^ 徳島県メールマガジン とくめる VOL.139”. 徳島県ホームページ (2009年7月10日). 2020年8月25日閲覧。
  5. ^ 関謙次「四国あちこち食探訪 徳島丼 徳島市 ラーメンの具 米と調和」『朝日新聞』、2010年9月23日、18面。
  6. ^ 徳島県庁11階食堂 メニュー” (PDF). 徳島県ホームページ (2019年10月1日). 2020年8月25日閲覧。

外部リンク 編集