徳間(とくま)は、長野県長野市の北東部の地名(町名、大字名)。現行行政地名は徳間一丁目(住居表示実施済み区域)と大字徳間(住居表示未実施)。郵便番号381-0041

徳間
長野工業高等専門学校
徳間の位置(長野市内)
徳間
徳間
徳間の位置
北緯36度40分35.7秒 東経138度13分42.3秒 / 北緯36.676583度 東経138.228417度 / 36.676583; 138.228417
日本
都道府県 長野県
市町村 長野市
地区 若槻地区
人口
2023年令和5年)3月1日現在)
 • 合計 3,557人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
381-0041
市外局番 026
ナンバープレート 長野
※座標は徳間小学校付近

全域が長野市役所若槻支所の管内である。

概要 編集

地区の中央部を駒沢川が、南端を新田川がともに東西に流れる。徳間一丁目の徳間池から徳間川が発して、地区中央部で駒沢川に合流している。南部に北部幹線が東西に横切り、西部を長野県道60号長野荒瀬原線の新道(若槻大通り)と旧道(北国街道)が南北に貫く。西から北東に向けて長野県道399号長野豊野線が通り、三才駅豊野町方面へと続く。若槻丘陵の南の裾に位置し、地区北部は緩やかな南向き斜面となっている。周囲は以下の大字・町と接する。

駒沢川以南では若槻大通り北部幹線(サンロード)・都市計画道路東豊線沿いに大型店舗が多く出店しており、徳間一丁目では稲田徳間土地区画整理事業も進み、長野市の近郊住宅地として発展している。一方駒沢川以北ではさほど開発は進んでおらず、農地が多く残っている。

古くは養蚕が盛んであり、のち昭和20年代ごろからリンゴなど果樹の栽培が盛んとなった。

地名の由来は、古語領主がいるところを「とこ-ま」と言ったのが転訛したものだという[1]

地区内の人口及び世帯数は以下の通り(令和5年3月1日現在)[2]

世帯数 人口
徳間一丁目 380世帯 907人
大字徳間(徳間) 824世帯 1,945人
大字徳間(東徳間) 242世帯 571人
大字徳間(上野ヶ丘) 41世帯 56人
大字徳間(公務員宿舎) 59世帯 78人
1,546世帯 3,557人

沿革 編集

現在の徳間地区の範囲は、旧上水内郡徳間村の範囲に相当する。

旧徳間村の歴史
長野市徳間の歴史

交通 編集

路線バス 編集

地区内の若槻大通り北部幹線などを、長電バスぐるりん号の以下の路線系統が走っている。

施設 編集

徳間一丁目 編集

大字徳間 編集

脚注 編集

  1. ^ 『角川日本地名大辞典 20 長野県』角川書店、1990年(ISBN 4040012003
  2. ^ 長野市. “長野市町別人口及び世帯数”. 長野市. 2023年3月24日閲覧。
  3. ^ 浅川水系 - 長野市教育会郷土誌委員会