忍たま乱太郎 (2011年の映画)

2011年の映画

忍たま乱太郎』(にんたまらんたろう)は、2011年7月23日に公開された日本映画作品である。尼子騒兵衛の漫画『落第忍者乱太郎』およびテレビアニメ『忍たま乱太郎』を原作とする。

忍たま乱太郎
NINTAMA RANTARO
監督 三池崇史
脚本 浦沢義雄
出演者 加藤清史郎
林遼威
木村風太
寺島進
三浦貴大
中村獅童
檀れい
鹿賀丈史
松方弘樹
平幹二朗
音楽 池頼広
主題歌 NYC勇気100%
撮影 北信康
製作会社 実写版「忍たま乱太郎」製作委員会
配給 ワーナー・ブラザース映画
公開 日本の旗 2011年7月23日
上映時間 100分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
興行収入 9億5800万円[1]
次作 忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段
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キャッチコピーは「仲間といっしょなら、200%勇気!」。監督は三池崇史。主演は加藤清史郎

概要 編集

2011年7月23日にワーナー・ブラザース映画配給で新宿バルト9渋谷TOEI2シネリーブル池袋他全国ロードショー[2]。ストーリーは原作第1巻、第2巻および第45巻の内容を基にしている。

全国218スクリーンで公開され、2011年7月23日、7月24日の初日2日間で興収8,573万1,100円、動員7万917人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第4位となった[3]。また、ぴあ初日満足度ランキングでも第3位となっている。

ストーリー 編集

時は戦国時代。先祖代々ヒラ忍者の家系に生まれた猪名寺乱太郎は、エリートの忍者を目指すべく忍者の学校「忍術学園」に入学する。この学園の生徒達は忍者の卵「忍たま」と呼ばれる。乱太郎は明るく元気な一年は組にクラス分けされる。そこには豪商の息子・福富しんべヱや、戦で両親を亡くしながらも逞しく生きる摂津のきり丸がいた。

忍術学園にはかつて天才忍者として名を馳せていたという学園長・大川平次渦正をはじめ、忍術の腕前は一流だが変わり者の教職員達、お淑やかだが手強いくの一などがいてとても賑やか。そんな忍術学園で忍術の勉強に励む乱太郎達だが、何かと追試や補習に追われ、失敗ばかりの毎日だった。

ある日、髪結い所を経営するカリスマ髪結いの斉藤幸隆と、その息子・斉藤タカ丸の家に、万寿烏・土寿烏という二人の忍者が現れる。幸隆とタカ丸は「抜け忍」として、ウスタケ忍者隊に命を狙われていたのだった。彼らを再びウスタケの仲間にしようと考えたウスタケ長老は、忍者隊と忍たまとで勝負する事を提案する。その勝負とは、「ウスタケ岳」にある「打鳴寺」の鐘を先に鳴らした方を勝ちとするというもの。忍たまが勝てば斉藤親子とは縁を切ると言う。しかし、鐘を鳴らすには敵忍者の包囲網を突破しなければならない。

乱太郎達は力を合わせ、プロの忍者達に立ち向かう事となった。果たして乱太郎達は忍術学園の仲間を救う事ができるのか?

スタッフ 編集

キャスト 編集

ほか

Blu-ray / DVD 編集

2011年12月22日発売。発売元は電通、発売・販売元はアミューズソフトエンタテインメント。

  • 忍たま乱太郎 スペシャル・プライス版(DVD1枚組)
    • 映像特典
      • 劇場予告編
      • TVスポット集
      • 劇場版アニメ「忍たま乱太郎 忍術学園全員出動!の段」劇場予告編
  • 忍たま乱太郎 特別版(2枚組、Blu-ray、DVDでリリース)
    • ディスク1:本編ディスク(スペシャル・プライス版と同様)
    • ディスク2:特典DVD
      • ドキュメント 加藤清史郎 映画初主演に挑んだ9歳の熱い夏
      • 大人チーム奮闘記〜メイキング・オブ・忍たま乱太郎〜
      • 2010年の夏休み in は組
      • 未公開シーン集
      • 怖い?優しい!?三池監督の素顔
      • 上級生スペシャル・ミュージックビデオ風
      • イベント映像(ジャパンプレミア&初日舞台挨拶)
      • 映画 忍たま乱太郎の世界観(美術&小道具紹介)
      • マル秘オープニング絵巻(絵コンテ&ストーリーボード)
    • 封入特典
      • ジャケット型ポストカード
    • 初回限定特典
      • 亜細亜堂描き下ろし!アニメキャラ版ビジュアルポストカード
    • 特製スリーブケース付き

脚注 編集

外部リンク 編集