恒基王
恒基王(つねもとおう、生年不詳 - 元慶7年12月11日(884年1月12日))は、平安時代前期の皇族。官位は従四位上・山城権守。
経歴 編集
系譜は明らかでないが、桓武天皇から仁明天皇までのいずれかの天皇の孫と考えられる。
二世王の蔭位により无位から従四位下に直叙されたのち、陽成朝において元慶2年(878年)の例幣[1]、元慶5年(881年)前斎宮(識子内親王)迎来と[2]、二度に亘って伊勢大神宮に派遣されている。のち、山城権守に任ぜられると、元慶7年(883年)正月には従四位上に昇叙されるが、同年12月11日卒去。最終官位は従四位上行山城権守。
官歴 編集
『日本三代実録』による。