愛のサンバは永遠に」(あいのサンバはとわに/ポルトガル語: Não deixe o samba morrer直訳: サンバを死なせないで)は、ブラジル楽曲

女性歌手アルシオーネポルトガル語版英語版1975年歌唱録音・発表した[1]

概要 編集

本作はエジソン・コンセイサオン(Edson Gomes da Conceição)とアロイズィオ・シルバ(Aloísio Silva Araújo)によって[2][3]作詞作曲されたサンバである。歌手アルシオーネによって1975年に録音され[1]、彼女は自身の最初のアルバムア・ヴォス・ド・サンバ(サンバの声)ポルトガル語版』における本作[4]により翌年の初めにヒットパレードを受賞することになった[5][6][7]

日本におけるカヴァー 編集

愛のサンバは永遠に
伊藤愛子シングル
A面 愛のサンバは永遠に
NÃO DEIXE O SAMBA MORRER
B面 男と女のサンバ
NA CADENCIA DO SAMBA
リリース
規格 7インチシングル盤
ジャンル サンバ
時間
レーベル EXPRESS
作詞・作曲 EDSON CONCEIÇÃO
ALOÍSIO SILVA(作詞・作曲)
大津あきら(日本語詞)
伊藤愛子 シングル 年表
(不詳)愛のサンバは
永遠に

(1982年)
(不詳)
収録アルバム男と女のサンバ
愛のサンバは
永遠に

(1)
アペーロ
(2)
愛を五月に
(3)
テンプレートを表示

日本に於いてはプロアマチュア問わず多くの者が本作をカヴァーしている。

公式に録音・発表された音源としては1982年3月1日伊藤愛子[8]大津あきら日本語で歌唱しシングルとして発表(規格品番:ETP-17297)[3][9]。同時発売の伊藤のアルバム『男と女のサンバ』(LP盤規格品番:ETP-90156)のA面1曲目でもある。

また2010年1月27日には中山うりが自身のアルバム『7colors』の中の1曲として、s-kenの日本語詞で歌唱し発表している。

インストゥルメンタルとしては1993年11月1日明治大学マンドリン倶楽部が演奏・録音し発表している。

著作権の現況 編集

JASRACには 0N0-7459-2 NAO DEIXE O SAMBA MORRER として登録。
出典:PJ (サブ出版者作品届)[3]

出版者は、IRMAOS VITALE SA INDUSTRIA E COMERCIO。日本でのサブ出版[10]リトルスター・コピーライトマネージメントである[3]

脚注 編集

  1. ^ a b Aloisio – Não Deixe O Samba Morrer / Tema, R” (英語). Discogsデータベース. Discogs (n.d.). 2018年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月4日閲覧。
  2. ^ 日本では何故か「EDSON - ALOISIO」と略して登録・表記されている。
  3. ^ a b c d JASRAC作品データベース検索サービス J-WID 検索結果
  4. ^ Alcione – A Voz Do Samba” (英語ポルトガル語). Discogsデータベース. Discogs (n.d.). 2018年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月4日閲覧。
  5. ^ Alcione” (ポルトガル語). ClickMusic. 2018年5月4日閲覧。
  6. ^ Alcione” (ポルトガル語). Dicionário Cravo Albin da Música Popular Brasileira. 2018年5月4日閲覧。
  7. ^ Alcione - Biography by Alvaro Neder” (英語). allmusic. 2018年5月4日閲覧。
  8. ^ 「伊藤愛子」名義で活動している歌手は他にも存在するため混乱が生じているが、本作の歌唱は「伊藤アイコ」として知られている歌手である。
  9. ^ 但し、この伊藤愛子(伊藤アイコ)名義は2017年時点、JASRACデータベースに登録されていない。
  10. ^ 音楽出版者が全世界の地域について単独でその活動を行うことは難しいことから、特定地域の出版者と、その地域についての利用開発やプロモーションを任せる契約を結ぶことがある。この場合、作詞者・作曲者から直接権利を取得した音楽出版者はOP(Original Publisher)と呼称し、OPと契約を結び特定地域についての活動を任せられた音楽出版者はSP(Sub Publisher)と呼称する。

関連項目 編集