打吹駅

鳥取県倉吉市明治町にあった日本国有鉄道(国鉄)倉吉線の駅(廃駅)

打吹駅(うつぶきえき)は、鳥取県倉吉市明治町にあった、日本国有鉄道(国鉄)倉吉線廃駅)である。倉吉線の廃線に伴い、1985年昭和60年)4月1日廃駅となった。

打吹駅*
駅跡地(2019年4月)
(路盤(左右)・C11 75(左)・打吹山(奥))
うつぶき
Utsubuki
上灘 (1.8 km)
(2.6 km) 西倉吉
地図
所在地 鳥取県倉吉市明治町
北緯35度26分4.05秒 東経133度49分27.83秒 / 北緯35.4344583度 東経133.8243972度 / 35.4344583; 133.8243972座標: 北緯35度26分4.05秒 東経133度49分27.83秒 / 北緯35.4344583度 東経133.8243972度 / 35.4344583; 133.8243972
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 倉吉線
キロ程 4.2 km(倉吉起点)
電報略号 ウツ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
開業年月日 1912年明治45年)6月1日[1]
廃止年月日 1985年昭和60年)4月1日[1]
備考 倉吉線廃止に伴い廃駅
*1972年(昭和47年)、倉吉駅から改称
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倉吉線の中心かつ倉吉市市街地の中心駅として機能しており、当駅発着の区間列車も多く設定されていた。

歴史 編集

駅構造 編集

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有していた地上駅。構内南側の単式ホームに接して駅舎があり、その西側には有蓋車用の貨物ホーム1面1線と留置線1線があった。また、島式ホームの北側にも留置線が1線あった。

駅周辺 編集

跡地 編集

線路・駅舎・プラットホームとも全て撤去され、歩行者・自転車専用道や駐車場に整備されている。駅前通りだった市道仲ノ町明治町2丁目線は、かつての駅構内を横断する形で線路の北側を並行する県道312号に延伸・接続している。この道路沿いに、倉吉線鉄道記念館と静態保存されているC11形蒸気機関車がある。

隣の駅 編集

日本国有鉄道
倉吉線
上灘駅 - 打吹駅 - 西倉吉駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、327頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「再び“倉吉駅”になりました」『交通新聞』交通協力会、1972年2月20日、3面。

関連項目 編集

外部リンク 編集