拾得

唐代に国清寺にいたとされる風狂僧

拾得(じっとく、生没年不詳)は、中国代に台州にある天台山国清寺にいたとされる伝説的な風狂豊干禅師に拾われて仕事を得たのが、名前の由来とされる。寒山と拾得は仲が良く、いつも子供のように遊び回っていた。その様子があまりに風変わりだったため、後世の人によって特別視され、寒山は文殊菩薩、拾得は普賢菩薩の化身とする説が生まれた。

拾得
生没年不詳
伝・顔輝筆『寒山拾得図』のうち拾得
重要文化財東京国立博物館蔵)
宗派 禅宗?
寺院 天台山国清寺
豊干?
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寒山と共に有髪の姿で禅画の画題とされる。巻物を持った姿で描かれる寒山に対して、拾得はを持った姿で表現される。

脚注 編集

関連項目 編集

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