敦賀駅

福井県敦賀市にある西日本旅客鉄道・ハピラインふくい・日本貨物鉄道の駅

敦賀駅(つるがえき)は、福井県敦賀市にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・ハピラインふくいである。

敦賀駅
駅舎西口(2024年3月16日撮影)
つるが
Tsuruga
地図
所在地 福井県敦賀市
 津内109号南国広1番地1(JR西日本)
 鉄輪町一丁目1番24号(ハピラインふくい)
北緯35度38分42.6秒 東経136度4分34.7秒 / 北緯35.645167度 東経136.076306度 / 35.645167; 136.076306 (敦賀駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
日本貨物鉄道(JR貨物)
ハピラインふくい
電報略号 ツル
駅構造 地上駅(在来線)、高架駅(新幹線)
ホーム 7面15線
乗車人員
-統計年度-
3,374人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1882年明治15年)3月10日[1]
乗入路線 4 路線
所属路線 北陸新幹線(JR西日本)
キロ程 470.6 km(高崎起点)
293.7 km(上越妙高起点)
東京から575.8 km
越前たけふ (30.2 km)
所属路線 A 北陸本線
B 湖西線直通含む)(JR西日本)
駅番号 JR-A01(北陸本線)
JR-B08(湖西線)
キロ程 0.0 km(敦賀起点)
(6.7 km) 新疋田 JR-A02・JR-B09
所属路線 小浜線 (JR西日本)
キロ程 0.0 km(敦賀起点)
(3.3 km) 西敦賀
所属路線 ハピラインふくい線(ハピラインふくい)
キロ程 0.0 km(敦賀起点)
(16.6 km) 南今庄*
備考 共同使用駅(JR西日本の管轄駅)
直営駅
みどりの窓口
みどりの券売機プラス設置駅
* この間に交直デッドセクションあり。
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敦賀駅
つるが
Tsuruga
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
→日本貨物鉄道(JR貨物)
電報略号 ツル
廃止年月日 2019年平成31年)4月1日*
乗入路線 3 路線
所属路線 北陸本線(旧線、柳ヶ瀬線
キロ程 45.9 km(米原起点)
疋田 (5.8 km)
(5.9 km) 新保
所属路線 北陸本線(敦賀港線
キロ程 0.0 km(当駅起点)
(2.7 km) 敦賀港
*北陸本線(旧線、柳ヶ瀬線)は国鉄時代の1964年昭和39年)5月11日廃止。
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概要 編集

2024年3月16日に北陸新幹線の敦賀駅延伸開業以降は、当駅は暫定的に北陸新幹線の終着駅であり、北陸地方から京阪神北近畿東海地方への発着駅となるなど、北陸地方の玄関口を担う駅である。同日時点の定期特急列車の発着本数は新幹線81本、在来線80本の計161本にものぼる。

JR西日本金沢支社が管理する直営駅で、ハピラインふくいと共同使用する。事務管コードは▲541413を使用している[2]。駅全体をJR西日本が管理し、ハピラインふくいはまちなみ口(西口)に窓口を、車両基地その他の構内に乗務員並びに保守の区所を設置する形で入居している。共同使用となる際にJR西日本は駅長室をまちなみ口(西口)からやまなみ口(東口)へ移転したため、両社の住居表示が異なっている。

まちなみ口(西口)には「都恕我阿羅其等像」[3]都怒我阿羅斯等の銅像)、敦賀駅前商店街には『宇宙戦艦ヤマト』ならびに『銀河鉄道999』の銅像(敦賀港開港100周年を記念して設置)[4]がそれぞれ設置されている[5]

ハピラインふくい線の当駅の次の南今庄駅とは北陸トンネルを挟んで16.6km離れており、JR西日本北陸本線であった当時は、JR西日本の在来線で最も駅間距離が長い区間であった[6]。なお、2024年3月16日の同区間のハピラインふくいへの経営移管後は、JR西日本の在来線では山陽本線上郡駅 - 三石駅間(12.8km)が最長となった。

北陸本線有数の難所である柳ヶ瀬越え・杉津越えに南北を挟まれた駅で、かつてはその歴史的背景から機関区などが所在したため広大な敷地を有する。駅構内の北東側には貨物駅と自動車(国鉄バス)区があり、東側には敦賀第一機関区と客貨車区が、また交流電化時には駅南側に敦賀第二機関区が設けられ、峠越えに備えた重装備のD51形蒸気機関車が多数配置され、機関車の交換や地域輸送列車の仕立てが多数行われていた[7]。さらに駅南西側5万㎡には、国鉄敦賀総合庁舎や各種機関の敦賀支所、職員住宅などが置かれていた。

1960年代に入り近代化が行われ、「鳩原ループ線」・深坂トンネル・北陸トンネル建設による新線切り換え・複線化と交流電化が行われ輸送力の強化が図られた。現在は長距離列車は交直流電車を使用する優等列車へ置き換えられ、2015年3月13日の大阪行き臨時寝台特急列車「トワイライトエクスプレス」を最後に長時間停車する列車はなくなった[8]。さらに、国鉄時代には特急列車も含めて当駅には全列車が停車していたが、民営化後は大阪・京都方面から福井・金沢・富山方面へ特急列車の増発や速達性を優先するなどの影響で当駅を通過する特急列車が僅かながら設定されていた。

その後、電車化や貨物列車削減および国鉄分割民営化に伴い、2つの機関区を統合して敦賀機関区とし、車両検修部門および旅客関係の乗務員部門を敦賀運転所として分離し[9]、敦賀機関区はJR貨物の、敦賀運転所はJR西日本の所属となった。敦賀運転所はさらに組織変更が行われ、福井地域鉄道部敦賀運転派出[10]、北陸本線の新疋田駅と小浜線の各中間駅を管理下に置く「敦賀地域鉄道部」を経て、2024年3月16日から乗務員は「敦賀列車区」、車両は「金沢車両区敦賀支所」、施設は「敦賀保線区」、電気は「敦賀電気区」となっている。また、北陸新幹線開業に伴い、「敦賀新幹線列車区」が設置された。交流電気機関車の営業用第一号となったED70 1号機は敦賀第二機関区に配置され、使用停止後も永らく敦賀運転所内に保管されていたが、現在は長浜鉄道スクエアにて屋内展示されている。

一方、貨物列車の中継としての機能もあった。前述の通称「敦賀港線」への貨物列車や専用線発着の私有タンク車による硫酸輸送などもあったが、現在は貨車継走はなく、旧機関区や側線群が整理され島式ホーム2面4線の高架線を持つ北陸新幹線のホームが建設された[11]

かつて北陸本線は、坂田駅以北が当駅も含め交流電化であり、京阪神からの新快速電車をはじめとする直流専用電車の乗り入れが不可であったが、坂田駅 - 長浜駅間が直流電化に変更され長浜駅まで新快速電車が乗り入れるようになると利用者が急増し長浜市が活性化した。そうしたことから同様の効果を期待して、2006年に湖西線永原駅 - 近江塩津駅間と北陸本線長浜駅 - 当駅間の直流化を実施し、当駅まで新快速電車を始めとする直流専用電車が乗り入れるようになった[12]。なお、これらの直流化に先駆けて、大部分の費用を地元自治体が負担する形で非電化であった小浜線(当駅 - 東舞鶴駅間)を2003年に直流で電化している[13][14]

乗り入れ路線 編集

JR西日本は、当駅が終点となる北陸本線所属線としており、当駅が起点となる小浜線、当駅が終点となる北陸新幹線を含め3路線が乗り入れている。この3路線に加えて、2つ隣の近江塩津駅から分岐する湖西線の一部列車も乗り入れ運行系統上の終着駅となっている。そのため駅ナンバリングにおいては北陸本線と湖西線の2線の駅ナンバーを持ち、北陸本線がJR-A01[15][16]、湖西線がJR-B08である[15][16]。ハピラインふくいは、当駅が起点となるハピラインふくい線が乗り入れている。

このほか、当駅からは元・敦賀港駅へ通じる北陸本線の貨物支線(通称「敦賀港線」)が分岐していた[17]。この支線はJR貨物の第一種鉄道事業路線であったが、2009年3月いっぱいで貨物列車の設定がなくなり踏切の線路が埋められて、事実上休線となっていた。その後、2019年4月に正式に廃線となった[18](JR貨物は北陸本線、ハピラインふくい線の第二種鉄道事業免許を有している)。

後述する北陸新幹線の当駅 - 金沢駅間延伸開業に伴う[19][20][21]北陸本線の経営分離により、JR西日本とハピラインふくいとの境界駅となった。[22][23][24]以後の定期旅客列車は4路線いずれもが当駅を起終点としており、貨物列車を除き当駅にて異路線へは直通していない。

当駅 - 新大阪駅間のルートは長らく未定であったが、のち小浜市京都駅松井山手駅近辺(京田辺市)を経由するルートで決定した[25][26]。但し、建設費(財源)の問題、京都駅周辺住民による反対意見(京都駅は地下駅を想定しているが、工事により地下水に影響を及ぼす可能性)のほか、環境アセスメントにも着手できていないことから、着工の目途は立っていない。

歴史 編集

年表 編集

 
民営化間もない敦賀駅
(1987年4月)
 
改修前の駅舎(2007年9月)
 
北陸新幹線延伸前の駅舎(2018年9月)
 
北陸新幹線開業当日の新幹線敦賀駅舎(2024年3月16日)

北陸本線 - 湖西線の直流化 編集

北陸本線の長浜駅と当駅までと、湖西線の永原駅と近江塩津駅までの直流電化への変更が滋賀県と福井県が主導となって決まり、2003年4月に工事協定を結び、同年10月26日に着工した[40][41]。工事は2006年9月23日深夜から9月24日未明にかけて行われた電気設備切替工事をもって完了し[42]、同年10月21日から京阪神方面との新快速をはじめとする直流電車の直通運転が始まった[42][44][45][46][47]。これにより、朝8時台の福井行き1本以外の普通列車は、当駅で系統が分断された。

従来は、北陸本線長浜駅 - 虎姫駅間と湖西線永原駅 - 近江塩津駅間にあったデッドセクションが、当駅北3.9km地点(北陸トンネル敦賀側坑口から200m)に移設された[35]

敦賀市都市計画マスタープランでは北陸新幹線敦賀駅駅舎整備事業と平行して現在工場と農地が広がる木の芽川右岸を開発、中高層の高度利用も考慮した住宅地および商業地を整備する計画が存在するようだが、木の芽古道(旧北陸道)の歴史資源保全や森林保全から具体化に至っていない[59]

駅舎のリニューアル 編集

 
改修工事中の仮駅舎(2012年9月)
 
跨線橋(2014年8月)

当駅は完成から半世紀近くに渡り供用が続けられてきたが、2009年から2010年にかけて敦賀市が事業主体となって駅舎改築が検討されていることが明らかになった。概要は以下の通り[60]

  • 駅舎を3階建ての橋上駅舎に改築し、改札口を3階に移動。跨線橋で各ホームにアクセス
  • 駅舎は2代目駅舎(1910年落成、1945年7月12日敦賀空襲で焼失)をモチーフにしたデザインを中心に検討中[61]
  • バリアフリー化は駅舎1階 - 3階と跨線橋 - 各ホームにエレベーターを設置する事で実現。
  • 駅舎を現地から30mほど南に移動(概ね市営駐車場の東側の位置)。

しかし、2007年末頃から北陸新幹線の敦賀駅までの延伸を考慮し、「新幹線の状況が決まらない以上、駅舎改築には同意できない」とJR西日本が表明し、駅舎改築計画は事実上凍結された。その後、現駅舎を大規模リニューアルする案が浮上、2008年11月25日に開かれた「敦賀駅周辺整備構想策定委員会」でその方針が明らかとなった。概要は以下のとおりである[62]

  • 中2階を新設、トイレを増設し、待合室を拡張。観光案内所も拡充へ。
  • 一部は中2階までの吹き抜け構造に。床面積は約1.5倍の1330平方メートルとなる。
  • 外観デザインは当初3案が存在。これに加え、先の改築計画でまとまった2代目駅舎をモチーフとした案を追加した。
  • JR西日本のバリアフリー化工事は、幅4mの跨線橋を新設した上で各ホームとの間にはエレベーターと上りエスカレーターを新設。
  • 駅舎のうち、駅長室がある部分は現状のままとする。

費用は約6 - 8億円と見込まれ、2009年度当初予算へ盛り込んでJR西日本が2009年度に着手するバリアフリー化工事と同時着手、2年の工期をめどに同時完成を目指すとしていた。その後、駅舎デザインに関して市民からの提案があり計画は少々延期されたものの、2010年5月頃から仮駅舎を建設、10月22日に仮駅舎の使用を開始した。旧駅舎(待合室辺り)は解体された後、敦賀市が2013年の完成予定で建設する[63]

2014年4月5日、「敦賀駅交流施設オルパーク」が開館した[48][49]

なお、これらのバリアフリー設備については2012年12月16日に使用が開始された[64]

2024年3月16日の北陸新幹線の開業に合わせ、東口(やまなみ口)を開設し愛称も併記、現在の出入口を愛称を併記した西口(まちなみ口)とする[65][66][67]

駅構造 編集

全て島式ホームで、7面15線を有するターミナル駅。このうち在来線は全て地上駅で5面11線、北陸新幹線高架駅で2面4線の構造。

在来線ホームのうち、まちなみ口(オルパーク)に接する島式3面7線(1番 - 7番のりば)[17]のホームが従来からあるホームで、うち中央の1面は南端部を切欠きホームとした3線となっている[17]。これら3面のホームは、コンコースとの間、ないしホーム間は地下道またはエレベーター・エスカレーターを有する跨線橋で連絡している[68]

北陸新幹線開業に合わせ、新幹線との接続利便確保のため、北陸新幹線のホーム部の真下の1階[21]に乗り換え用在来線特急専用の島式2面4線のホーム(31番 - 34番のりば)が新たに設けられた[69]。このうち西側の1面2線は大阪・名古屋方面から到着する在来線特急の降車ホームで、東側の1面2線(33番・34番のりば)は逆に在来線特急の発車ホームとなっている。新幹線ホームはかつての機関区などがあった、現在のまちなみ口まで約200m離れた場所に設置することとなり、ホームが地上から20m以上もの高さも相まって、在来線との乗り換えの際の利便性に関して懸念が指摘されたことから[70][71][72]、2階コンコースとの間にエレベーター6基[72]・エスカレーター24基[72]、さらに2階の乗り換え改札口には19台もの自動改札機を設置して対応した。

また、やまなみ口・新幹線及び31 - 34番のりばからは従来からの在来線ホーム(1 - 7番のりば)とも離れていることもあり、まちなみ口との間の連絡橋にムービングウォークを設置して、利便性の向上に配慮した[73]

新幹線ホームは国道8号のバイパスを跨ぐ関係上、高さは約21mとされ[74]、構造は2面4線[72][75]となっている。

新幹線駅デザインは「港町」をテーマとし、コンコースは天井部分に北前船の帆のモチーフでスケール感が出るように設営する。また、敦賀湾の波のきらめきな外観に、ホームは船の甲板をイメージした木調タイルにする[76]。駅舎は2021年9月に着工し[57]、2023年9月14日に完成した[57]。整備新幹線の駅舎としては大型建築物ではあるが、1階在来線ホーム階を除く部分の2階乗り換え通路階と3階新幹線ホーム階の合計面積では、新大阪駅の同部分の17%に過ぎない。

開業前の2024年1月18日に、約900名が乗客役として参加した公開模擬訓練が行われ、敦賀着の新幹線つるぎから在来線特急しらさぎ、サンダーバードへと乗り換えた際に実際にかかる時間、導線などの確認が行われた。だが、この時は1階のホームに下りる2階のエスカレーター2か所のうち手前に参加者が集中して混雑が発生したことなどが原因で、乗客全員が乗り換えを完了するまで想定した最短乗り換え時間である8分を超える13分を要したことから、JR西日本は混雑解消策として、2階コンコースでは床にサンダーバード用(青色)としらさぎ用(オレンジ)の2本のラインを新たに追加し、また1階の在来線特急出発用ホームである33番線・34番線ホームにおいてはサンダーバードとしらさぎの停車位置をおよそ60mずらして乗客の導線を分散させることで、混雑の緩和を図ることになった。なお、逆に在来線特急から新幹線への乗り換えについては、在来線特急は降車専用のホームを使用することなどから大きな混乱は起きないとみており、こちらは特に対策は取られていない[77]

在来線は地上駅ではあるが、ホームはコンコースやまちなみ駅前ロータリーより一段高い位置にあるため高架駅のような構造となっている。また、跨線橋はその従来のホームのさらにその上に設けられているため、まちなみ口コンコースと跨線橋を結ぶ階段・エスカレーターは長くなっている。なお、駅構内図ではまちなみ口コンコースを1階、ホームを2階と表示している[68]

駅構内には、まちなみ口改札外・やまなみ口改札外それぞれのコンコースにみどりの窓口のほか、みどりの券売機またはみどりの券売機プラスが両改札外コンコースに加え新幹線乗り換え口付近(在来線エリア)に設置されている。新幹線ホームへは外部から直接入場することはできず、まちなみ口・やまなみ口ともに一度在来線の改札口を通った後に再度乗り換え改札口を通る必要がある[68]。当駅からハピラインふくい線各駅への片道乗車券も在来線エリア両改札外にあるJR西日本の自動券売機で発売しているが、回数券・定期券など他のハピラインふくいの乗車券類の発売は、まちなみ口の同社有人窓口での取り扱いとなっている。構内南側には金沢車両区敦賀支所があり、車両が配置され夜間滞泊もある。

コンコース設置の自動改札機は2018年9月8日に磁気券に限定して運用が開始され、9月15日からはICOCAのエリア拡大に伴い交通系ICカードの使用が可能となった[50]。北陸本線方面へは大阪近郊区間を含んだ200km圏内[78]、ハピラインふくいではIRいしかわ鉄道俱利伽羅駅までの利用が可能である(敦賀駅を跨いだ利用の場合、北陸本線・湖西線・琵琶湖線JR京都線の各駅~大聖寺駅の範囲で利用可能)[79]。なお、小浜線では東舞鶴駅も含め、ICOCAなどの交通系ICカードは使用できない。

のりば 編集

のりば 路線 行先 備考
在来線ホーム
1 小浜線 小浜東舞鶴方面[68]
2・4 ※旅客列車不使用
3 ハピラインふくい線 福井金沢方面[80] 主に朝時間帯
5 朝・夕時間帯
A 北陸本線B 湖西線 米原京都大阪方面[80] 主にB新快速・快速
6 朝・夕の普通など
7 朝・夕のA新快速
ハピラインふくい線 福井・金沢方面[80] 普通・快速
特急ホーム
31・32 特急 降車ホーム 臨時の特急は
31・32番のりば
からも発車
33 特急 サンダーバード 京都・大阪方面[81]
34 特急 しらさぎ 米原・名古屋方面[81]
新幹線ホーム
11 - 14   北陸新幹線[82] 金沢東京方面[68]
  • 1・2番のりばには小浜線[1][28]、4 - 7番のりばには北陸本線、3・5・7番のりばにはハピラインふくい線の列車が発着する[1][28][68]
  • 小浜線は主に1番のりば、北陸本線・湖西線は主に5番のりば、ハピラインふくい線は主に7番のりばから発車する。
  • 3番のりばと6番のりばは早朝と夕方のごく一部列車のみ使用し、他は当駅止まりや回送列車が使用する。
  • 2番のりばと4番のりばは現在旅客列車では使用されていない。
  • 特急列車は北陸新幹線敦賀開業時から供用が開始された31 - 34番のりばからの発着である[68]
  • 北陸新幹線は11 - 14番のりばからの発着である。

オルパーク 編集

オルパーク
 
情報
用途 交流施設
設計者 千葉学建築計画事務所
ジェイアール西日本コンサルタンツ
構造設計者 金箱構造設計事務所
施工 大鉄工業濱田建設
建築主 敦賀市
構造形式 鉄筋コンクリート造
敷地面積 5,028 m²
建築面積 764 m²
延床面積 1,161 m²
階数 地上2階
竣工 2015年平成27年)10月4日
所在地

914-0055
福井県敦賀市鉄輪町一丁目1番19号

 
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駅舎の隣接地には、敦賀市が整備した交流施設「オルパーク」が所在する。

敦賀市が整備する形で2014年4月5日に開館した施設で[48][49]、駅機能の一部を補完し、かつ公民館の機能を持たせた交流施設として整備され、敦賀市が所有し、敦賀駅交流施設管理運営共同企業体(エコシステム、南洋ビルサービスによる企業体)が指定管理者として運営管理を行っている。東京大学教授で建築家の千葉学が設計し、1909年頃に建設された2代目駅舎のシルエットを基に「『過去と未来』が交わる創造的な空間」を原案としてデザインされた[83][84]。愛称は一般公募から選定により決定したもので、「オル」は「人が集まって居る(おる)」とヘブライ語で「絆」を表す「ol」を表しており、「市民と来訪者が絆を深め、賑わいを生み出す」という願いが込められている[85][49]

1階には待合室・観光案内所・売店(セブンイレブンハートイン)・土産物品店・飲食店・ATMコーナーが、2階には多目的室と休憩所が設置されている。

バリアフリー対策としてエレベーター1基が設けられているほか、1階には多機能トイレ、2階には授乳室が設置されている。

2017年に第58回BCS賞[86]を、2022年に土木学会デザイン賞2022で奨励賞を受賞している[87][88]

貨物取扱 編集

現在、JR貨物の駅としては車扱貨物の臨時取扱駅となっており[89]貨物列車の発着はない。貨物設備はなく、専用線も当駅には接続していない。

最後まで使用されていた専用線は、東洋紡へ続くものであった。この路線は、浮島町駅から当駅まで輸送されてきたエチレングリコールを輸送するために使用されていたが、1996年頃に廃止された。また、当駅東側にあるJX金属サーキュラーソリューションズ(当時は日鉱亜鉛敦賀製錬所)へ続く専用線もあり、黒部駅へ輸送する亜鉛焼鉱の搬出に使用されていたが、亜鉛製錬終了に伴い1995年10月頃に廃止された。

当駅から南に金沢総合車両所敦賀支所がある。車両基地である金沢総合車両所敦賀支所の隣接地には、JR貨物関西支社の乗務員基地である敦賀機関区が置かれている。これらは、国鉄分割民営化を前に1987年(昭和62年)3月1日付で敦賀機関区が分割されたもので[9]、敦賀機関区は貨物関係の乗務員基地となり、車両検修部門および旅客関係の乗務員部門は敦賀運転所として分離され[90]、後に福井地域鉄道部敦賀運転派出[10]、敦賀地域鉄道部・敦賀運転センター車両管理室を経て、2021年(令和3年)4月以降は金沢総合車両所敦賀支所となった。

駅弁 編集

 
2019年5月までホーム上で営業していた塩荘の売店(2018年9月)

塩荘が製造・販売していたが、ホーム上での営業は2019年5月末をもって終了した[91]。なお、駅に隣接する「オルパーク」にある売店では2022年現在も駅弁の販売を行っている[注釈 1][91]

主な駅弁は下記の通り[92]

  • 荘兵衛さんの鯖街道 さばずし
  • 敦賀 元祖鯖鮨 鯖の舞 12切れ
  • つるが あなごずし 6カン
  • 炙ります寿司と元祖鯖鮨
  • 荘兵衛さんの焼きさばずし
  • 復刻駅弁 元祖 鯖鮨
  • 元祖鯖鮨
  • 角鹿弁当
  • 炙りサーモン煮詰めダレ 6切れ
  • ちょいとおすし 炙りますと焼き鯖

利用状況 編集

「福井県統計年鑑[93]」によると、2019年度の1日平均乗車人員3,374人であり[94]、福井県内では福井駅に次いで第2位。近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

敦賀市の中心駅であり、ビジネス・観光問わず1日を通して多くの利用がある。

年度 1日平均
乗車人員
1997年 3,078
1998年 3,018
1999年 2,995
2000年 2,928
2001年 2,839
2002年 2,777
2003年 2,772
2004年 2,784
2005年 3,023
2006年 3,012
2007年 3,147
2008年 3,326
2009年 3,873
2010年 3,498
2011年 3,885
2012年 3,489
2013年 3,386
2014年 3,365
2015年 3,602
2016年 3,610
2017年 3,589
2018年 3,412
2019年 3,374

駅周辺 編集

 
駅前(現在のまちなみ口。2006年8月)

駅舎は長らく西口となるまちなみ口にのみ設けられていたことから、まちなみ口にはロータリーが整備され、併せてバスターミナルが設置されている。これに隣接して市営駐車場と駐輪場がある。ロータリーからは片側2車線の道路があり、歩道はアーケード付き商店街(敦賀駅前商店街)となっている。各種公共機関や公共施設、教育機関や商業施設のほか、宿泊施設などが多く所在する。なお、気比神宮敦賀港金崎宮は駅から北へやや離れた所にある。

 
北陸新幹線コンコースから望む敦賀市内。(まちなみ口方面)

駅の東側はかつては旧機関区などが広大に広がっていたため駅舎は設けられておらず、また現在でも木ノ芽川を挟んでいくつかの工場が立地しているため、駅の西側との間には線路を跨ぐ道路や跨線橋が設けられおらず、互いの移動には駅の南北に大きく迂回する必要があった。のち、北陸新幹線駅舎の新設工事と併せて駅の東側にもやまなみ口を新設したことにより[95]、駅構内を通る必要がある(入場券が必要)が東西の移動が容易となっただけでなく、やまなみ口広場より国道8号現道(敦賀バイパス)に直結する都市計画道路(福井県道271号敦賀駅東線)が整備された[96][97][98]

まちまみ口(西口)側
やままみ口(東口)側

バス路線 編集

まちなみ口のロータリー内に「敦賀駅」停留所があり、下記の各路線が発着する。

その他 編集

 
29600(国鉄9600形蒸気機関車)の動輪(2021年1月)
  • まちなみ口には29600(国鉄9600形蒸気機関車)の動輪が保存されている。これは1982年(昭和57年)に敦賀駅が開業100周年となったことを記念して設置されたものである。
  • 1999年に「つるが・きらめき・みなと博21」という地方博覧会を開催することを記念し、当時の駅前(現在のまちなみ口)に「きらめきビジョン」という大型ビジョンが設置された[注釈 2][99]。同年7月から運用を開始したが、設備の維持が困難となったため2006年2月末をもって運用を終了し、その後撤去された[99]

隣の駅 編集

※当駅始発・終着の特急「サンダーバード」・「しらさぎ」の隣の停車駅は各列車記事を参照のこと。

西日本旅客鉄道(JR西日本)
  北陸新幹線
越前たけふ駅 - 敦賀駅
A 北陸本線
臨時快速
敦賀駅 (JR-A01) - 米原駅 (JR-A12)
新快速・快速・普通
敦賀駅 (JR-A01・JR-B08) - 新疋田駅 (JR-A02・JR-B09)
小浜線
敦賀駅 - 西敦賀駅
ハピラインふくい
ハピラインふくい線
快速(1往復のみ)
敦賀駅 - 今庄駅
快速(上記以外)
敦賀駅 - 南条駅
普通
敦賀駅 - 南今庄駅

かつて存在した路線 編集

日本貨物鉄道(JR貨物)
北陸本線貨物支線(敦賀港線)
敦賀駅 - 敦賀港駅
日本国有鉄道
北陸本線(旧線)
敦賀駅 - (深山信号場) - 新保駅
柳ヶ瀬線
疋田駅 - (鳩原信号場) - 敦賀駅

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ (※オルパークの「施設案内」を参照)
  2. ^ ※縦3.6 m、横4.8 mのLEDモニターで、高さは約15 m。デザインは帆船をイメージしたものだった。

出典 編集

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関連項目 編集

外部リンク 編集