斉藤 忠利(さいとう ただとし、1930年11月10日[1] - 2003年7月21日)は、日本のアメリカ文学者翻訳家

略歴 編集

千葉県四街道町(現在の四街道市)出身。旧制千葉県立佐倉中学校(現在の千葉県立佐倉高等学校)、東京大学文学部を経て東京大学大学院を修了。一橋大学教授日本女子大学教授を経て一橋大学名誉教授。一橋大学探検部初代顧問

2003年7月22日、72歳で急性呼吸不全のため死去。

主な著書 編集

翻訳 編集

  • 『驚異の野原』(ラングストン・ヒューズ、国文社)1977 :詩集
  • 『ルーシィの哀しみ』(フィップス・ロス、進英社) 1977
  • 『アフリカのキリスト教 - ひとつの解釈の試み』(エイドリアン・ヘイスティングズ、教文社) 1988
  • 『黒人街のシェイクスピア』(ラングストン・ヒューズ、国文社)1993 ISBN 4772001220 :詩集
  • 『夢の番人』(ラングストン・ヒューズ、国文社)1994 ISBN 4772003924 :詩集
  • 『晴着を質屋に』(ラングストン・ヒューズ、国文社)1997 ISBN 4772004300 :詩集
  • 『色』(カウンティ・カレン、国文社)1998 ISBN 4772004548 :詩集
  • 本町通り キャロル・ケニコットの物語』上(シンクレア・ルイス、岩波書店、岩波文庫) 2003 ISBN 4003231910
  • 『本町通り』中(シンクレア・ルイス、岩波書店、岩波文庫) 2003 ISBN 4003231929
  • 『本町通り』下(シンクレア・ルイス、岩波書店、岩波文庫) 2003 ISBN 4003231937
  • 『ニグロの町』(国文社)

脚注 編集

  1. ^ 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.255

関連項目 編集