断章』(だんしょう、: Fragment)は、日本の作曲家細川俊夫1988年から1989年にかけて作曲した、様々な編成からなる作品群である。

作品構成 編集

断章 I 編集

断章 I』は、現代三曲アンサンブルからの委嘱により1988年に作曲された、尺八三弦のための作品である[1]。演奏時間は約9分。

作品は1988年12月16日に現代三曲アンサンブルによって東京で初演された[1]

断章 II 編集

断章 II』は、クフモ室内楽音楽祭からの委嘱により1989年に作曲された、アルト・フルート弦楽四重奏のための作品である[2]。演奏時間は約10分。

作品は1989年7月23日にフィンランドクフモにて、「クフモ室内楽音楽祭」の一環として、ピエール=イヴ・アルトーケラー弦楽四重奏団によって初演された[2]

断章 III 編集

断章 III』は、ザ・ウッズからの委嘱により1989年に作曲された木管五重奏曲である[2]。演奏時間は約11分。

作品は1989年11月9日にエジプトカイロで、ザ・ウッズによって初演された[2]

脚注 編集