旅館松の家(りょかんまつのいえ[1]、又は、りょかんまつのや[2])は、千葉県勝浦市勝浦30にある和風旅館である。

概要 編集

千葉県勝浦市中心街の旧市役所通りに面して建つ和風旅館である。木造2階建、桟瓦葺の入母屋造で、桁行は8間。正面中央にある玄関には唐破風が付されている[1]

創業は江戸時代末期で[3]、明治期の観光案内にも松野屋として言及されている[4][5]。現在の建物は昭和初期に建てられたもので、2003年7月1日に国の登録有形文化財に登録されている[6]

脚注 編集

  1. ^ a b 旅館松の家 文化遺産オンライン
  2. ^ 旅館松の家オフィシャルサイト
  3. ^ 「勝浦・朝市 市民と歩む台所」『読売新聞』、2005年3月13日、朝刊37面。
  4. ^ 五十嵐重郎『総水房山:房総名勝誌』1900年、180-182頁。NDLJP:764023/128 
  5. ^ 大浜六郎『避暑案内』服部書店、1910年、215-216頁。NDLJP:992571/123 
  6. ^ 旅館松の家”. 国指定文化財等データベース. 文化庁. 2020年2月29日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯35度8分53.6秒 東経140度18分57.6秒 / 北緯35.148222度 東経140.316000度 / 35.148222; 140.316000