日本GPUコンピューティング有限責任事業組合

日本GPUコンピューティング有限責任事業組合(G-DEP, Nihon GPU Computing Partnership)は、2010年3月にプロメテック・ソフトウェア株式会社株式会社サイコム、トーワ電機株式会社の3社によって共同で設立された有限責任事業組合(LLP)である。通称は、日本GPUコンピューティングパートナーシップ(G-DEP:ジーデップ)[1]

日本GPUコンピューティング有限責任事業組合(G-DEP, Nihon GPU Computing Partnership)
略称 日本GPUコンピューティングパートナーシップ(G-DEP:ジーデップ)
設立 2010年3月31日
種類 有限責任事業組合(LLP)
目的 GPUコンピューティングの市場創出活動の推進
ウェブサイト https://www.gdep.jp/
テンプレートを表示

概要 編集

長年に渡って、大学や国立研究機関および製造業各社に向けに、GPUコンピューティング機器の製造販売やマーケティングおよびサポートを行ってきたプロメテック・ソフトウェア株式会社、株式会社サイコム、トーワ電機株式会社の3社によって、2010年3月31日に共同で設立されたのが日本GPUコンピューティング有限責任事業組合(G-DEP, Nihon GPU Computing Partnership)である。

2010年の設立以来、アメリカ半導体メーカーであるエヌビディア社とともに、組合員各社の強みを活かして、GPUコンピューティングの市場創出活動を進めている。

また2016年には、近年のGPUコンピューティング市場の急速な拡大に伴って、ユーザーセグメントと製品レイヤーに沿った新会社として、GDEPソリューションズ株式会社株式会社GDEPアドバンスを設立し、LLPの組合員として加えている[1]

組合員(LLP法上の組合員) 編集

  • プロメテック・ソフトウェア株式会社(東京都文京区)
  • 株式会社サイコム(埼玉県八潮市)
  • GDEPソリューションズ株式会社(東京都文京区):ハードウェアとソフトウェアの統合ソリューションの企画・提案
  • 株式会社GDEPアドバンス(東京都港区):GPUアクセラレーターとオーバクロックワークステーションを中心とした高速化の提案

資格・受賞 編集

資格 編集

  • エヌビディア社のパートナー認定制度NPN (NVIDIA Partner Network)において、「High Performance Computing」と「Deep Learning」の2つの分野で「Elite(最上位)レベル」に認定
  • 「NVIDIA DGX-2」の販売資格条件「Advanced Technology Program (ATP)」を取得

受賞 編集

  • エヌビディア社「Best DGX Partner Award」受賞(2017年、2018年)

脚注 編集

  1. ^ a b About G-DEP | NVIDIAエリートパートナー”. G-DEP. 2020年11月5日閲覧。