日枝神社 (川越市)

埼玉県川越市の神社

日枝神社(ひえじんじゃ)は、埼玉県川越市小仙波町の神社旧社格は県社。もともと喜多院の境内にあったが、県道建設のため大正時代仙波古墳群日枝神社古墳(多宝塔古墳)という前方後円墳の一部を削平して喜多院門前に移転した。

日枝神社


拝殿

地図
所在地 埼玉県川越市小仙波町1-4-1
位置 北緯35度55分5.3秒 東経139度29分26.3秒 / 北緯35.918139度 東経139.490639度 / 35.918139; 139.490639 (日枝神社 (川越市))座標: 北緯35度55分5.3秒 東経139度29分26.3秒 / 北緯35.918139度 東経139.490639度 / 35.918139; 139.490639 (日枝神社 (川越市))
主祭神 大山咋神
社格 県社
創建 貞観2年(860年
本殿の様式 三間社流造
地図
日枝神社の位置(埼玉県内)
日枝神社
日枝神社
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歴史 編集

円仁(慈覚大師)が喜多院を創建(天長7年・830年)したおりに、その鎮守として貞観2年(860年)に坂本日吉大社を勧請したものであるといわれている。東京赤坂日枝神社(旧官幣大社)は、文明10年(1478年)、太田道灌江戸城築城の際に、この川越日枝神社から分祀したものである。(赤坂日枝神社もそう記述している)

本殿は朱塗りの三間社流造、銅板葺で国の重要文化財に指定されている。拝殿は老朽化が深刻だったため、近年、新拝殿が再建された。

祭神 編集

祭神は僧形の大山咋神(おおやまくいのかみ)・大己貴命(おおくにぬし)。

文化財 編集

重要文化財 編集

  • 本殿 - 室町時代後期(1467年-1572年)の建立。三間社流造、銅板葺。昭和21年(1946年)11月29日指定。

所在地 編集

  • 埼玉県川越市小仙波町1-4-1

交通 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集