暁学園前駅

日本の三重県四日市市にある三岐鉄道の駅

暁学園前駅(あかつきがくえんまええき)は、三重県四日市市中村町にある、三岐鉄道三岐線である。

暁学園前駅*
駅舎(2013年9月)
あかつきがくえんまえ
AKATSUKIGAKUENMAE
平津 (1.2 km)
(1.7 km) 山城
地図
所在地 三重県四日市市中村町393-2
北緯35度1分58.01秒 東経136度36分21.27秒 / 北緯35.0327806度 東経136.6059083度 / 35.0327806; 136.6059083座標: 北緯35度1分58.01秒 東経136度36分21.27秒 / 北緯35.0327806度 東経136.6059083度 / 35.0327806; 136.6059083
所属事業者 三岐鉄道
所属路線 三岐線
キロ程 5.3 km(富田起点)
電報略号 ガク
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
1,548人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1931年昭和6年)7月23日[1]
* 1965年に萱生駅から改称[1]
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歴史 編集

駅構造 編集

単式ホーム1面1線を有する地上駅。駅舎は南側に配置されている。

利用状況 編集

旅客利用改善のため三岐鉄道が暁学園を誘致[2]し、その後、三重県立桑名西高等学校も開校したため通学する生徒の利用があるため、利用客は他の駅に比べ多い[1]。「三重県統計書」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである[3]

年度 一日平均
乗車人員
1997年 1,984
1998年 1,995
1999年 1,949
2000年 2,009
2001年 1,997
2002年 1,913
2003年 1,842
2004年 1,794
2005年 1,810
2006年 1,723
2007年 1,749
2008年 1,822
2009年 1,833
2010年 1,749
2011年 1,784
2012年 1,804
2013年 1,789
2014年 1,711
2015年 1,682
2016年 1,607
2017年 1,602
2018年 1,621
2019年 1,548

駅周辺 編集

朝明川の南に広がる田園地帯にある駅。当駅から徒歩7分程度のところに暁学園があり、毎日多くの学生が乗り降りしている[1]。なお、四日市大学四日市看護医療大学は南へやや離れた所にあり、途中で東名阪自動車道と立体交差する。伊坂ダムは当駅の北側にあるが、こちらも駅からやや離れた所にある。

バス路線 編集

駅前広場に「暁学園駅前」停留所があり、三岐鉄道バスの路線が乗り入れる。暁学園を発着するスクールバスが駅前に乗り入れることがあるが、こちらは特定輸送のため一般客の乗車は出来ない。

  • 山之一色線
    • JR四日市駅前
      • (平日の夕方と宵のうちに1便ずつ運行)
  • 桑名西高校線
    • 桑名西高校前
      • (平日(※休校日を除く)の登校時間帯(朝)のみ運行する直行路線)

特徴 編集

  • 定期券を購入できる。ただし購入用紙の発駅には既に当駅名の判子が押されているため当駅からの定期券しか買えない。
  • 早朝と深夜は無人駅となるため、専用のスロープを通ってホームに入る必要がある。
  • 駅前に駐車場があり(180台あり、三岐鉄道の駅の中では最大級)、パークアンドライドキスアンドライドができる。
  • 駅舎の2階に西藤原駅前公園でミニSLを運行しているウィステリア鉄道の直営店「鉄道おもちゃ屋」という店があったが、2008年(平成20年)4月いっぱいで閉店になった。
  • 駅舎のすぐ隣にある『あかつきプラザ』に三岐鉄道直営の駄菓子屋「ちゃめっぺ」と 四日市あかつき郵便局がある。

隣の駅 編集

三岐鉄道
三岐線
平津駅 - 暁学園前駅 - 山城駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g h 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、19,25-26頁。 
  2. ^ 第7章.沿線の観光開発と旅客誘致 1.学校の誘致」『三岐鉄道50年の歩み』三岐鉄道、1981年、91-92頁。doi:10.11501/11954949https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11954949/49 
  3. ^ 三重県統計書 - 三重県

関連項目 編集