月光花

Janne Da Arcの楽曲、シングル

月光花」(げっこうか)は、日本ヴィジュアル系ロックバンドJanne Da Arcの楽曲。2005年1月19日にmotorodより23作目のシングルとして発売された。

月光花
Janne Da Arcシングル
初出アルバム『JOKER
B面 WING
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル
時間
レーベル motorod
作詞・作曲 yasu
プロデュース Janne Da Arc
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位オリコン[5]
  • 2005年1月度月間6位(オリコン)
  • 2005年2月度月間5位(オリコン)
  • 2005年3月度月間17位(オリコン)
  • 2005年4月度月間42位(オリコン)
  • 2005年度年間22位(オリコン)
  • Janne Da Arc シングル 年表
    • 月光花
    • (2005年)
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    リリース 編集

    前作『Love is Here』から約2ヶ月ぶりのシングル。今作より『Shining ray』以来11作ぶりに、通常のCD-DA規格で発売されるようになった。

    CD+DVD盤とCD盤の2形態で発売された。CD+DVD盤の初回生産分特典としてカップリング曲のミュージック・ビデオを収録したDVDと『ブラック・ジャック』のステッカーが、CD盤の初回生産分特典として52ページからなるライブフォトブックと同じく『ブラック・ジャック』のステッカーが同梱された[注 1][6]

    オリコンチャート初登場2位を獲得。自身最高順位を記録し、2作連続でトップ3入りを果たした。初動売上は約8.6万枚で、前作の累計売上6.7万枚を初動のみで上回った[5]。また、初のオリコン年間チャートにランクインしたほか、初の日本レコード協会からプラチナ認定された。

    曲の解説 編集

    表題曲「月光花」は、よみうりテレビ日本テレビ系アニメ『ブラック・ジャック』のオープニングテーマ[6]で、アニメタイアップを手掛けるのは「霞ゆく空背にして」以来9作ぶりとなった。元々は『ARCADIA』の選曲会に向けて制作されたデッドストックで、yasuは「少しアニメの内容と歌詞の内容がピッタリとリンクしている感じではないけれど、“儚さにくじけそうになるけど頑張っていこう”という内容ではある」と語っている[7]。デモ音源の時から既にストリングスを前面に押し出した楽曲だったといい、レコーディングに際しては16人のストリングス隊を招かれ[注 2]、メンバー各々ストリングスやボーカルピアノの音色に配慮しながら音作りを決めていった[7]。本作の3曲目に収録されている「月光花 -Black Jack Mix-」はテレビサイズバージョンで、歌詞がオリジナルと異なっている。なお、制作者の意図によりテレビサイズバージョンの歌詞は掲載されておらず、歌詞カードにその旨が記載されている。

    カップリング曲「WING」は、テレビ東京系ドラマ『GO!GO!HEAVEN!』のエンディングテーマ[6]で、カップリング曲でタイアップを手掛けるのは自身初、ドラマタイアップとしては「will〜地図にない場所〜」以来17作ぶりとなった。you曰く「シングルの表題曲を目指して制作した」という。それが起因してカップリング曲としては珍しくポップ色の強い楽曲となっている[7]。yasuは「曲はキャッチーだけど、歌詞は自殺サイトを通じて知り合い、どうせ死ぬなら華やかな舞台で死のうとバンドを組む若者達を題材にしたドラマのエンディングテーマだから、内容はかなりネガティヴ。そこの違和感も面白い曲だと思う」と語っている[7]

    収録曲 編集

    全作詞: yasu、全編曲: Janne Da Arc。
    #タイトル作詞作曲時間
    1.「月光花」yasuyasu
    2.「WING」yasuyou
    3.「月光花 -Black Jack Mix-」yasuyasu
    合計時間:

    参加ミュージシャン 編集

    Janne Da Arc

    タイアップ 編集

    収録アルバム 編集

    • JOKER (#1)
    • SINGLES 2 (#1)
    • Janne Da Arc MAJOR DEBUT 10th ANNIVERSARY COMPLETE BOX (#1)
    • ブラック・ジャック SOUND KARTE 01 (#1)
    • BLACK JACK BEST ALBUM (#1 テレビサイズ)
    • 20年200曲 コンプリートベスト コレクションボックス (#1)
    • 20年200曲+a LOVE ハイクオリティCD BOX (#1)
    • a-box NEO 〜avex Best Hit Collection〜 (#1)

    カバー 編集

    脚注 編集

    注釈 編集

    1. ^ ステッカーはCD+DVD盤とCD盤で絵柄が異なる。
    2. ^ 本作および『JOKER』のクレジットに記載がないため、参加ストリングスは不明である。

    出典 編集

    1. ^ レコード協会調べ 有料音楽配信認定(「着うた(R)」他)公表スタート」『The Record』第563号、日本レコード協会、2006年10月、6頁。 
    2. ^ Gold Album+...認定 2005年2月度」『The Record』第545号、日本レコード協会、2005年4月、14頁。 
    3. ^ GOLD DISC 2017年3月度」『The Record』第690巻、日本レコード協会、2017年5月、14頁。 
    4. ^ GOLD DISC 2011年6月度」『The Record』第621巻、日本レコード協会、2011年8月、14頁。 
    5. ^ a b “ジャンヌダルクが自己最高の2位獲得!”. ORICON NEWS (オリコン). (2005年1月25日). https://www.oricon.co.jp/news/4864/full/ 2020年11月7日閲覧。 
    6. ^ a b c Janne Da Arc「月光花」特集 top”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク (2005年1月12日). 2020年11月7日閲覧。
    7. ^ a b c d 武市尚子(インタビュアー:武市尚子)「Janne Da Arc「月光花」特集 interview」『BARKS』、ジャパンミュージックネットワークhttps://www.barks.jp/news/?id=10000046802020年7月25日閲覧 
    8. ^ bang_dream_gbpの2022年2月28日のツイート2022年3月1日閲覧。

    外部リンク 編集

    • エイベックスによる紹介ページ