木下 小夜子(きのした さよこ)は日本アニメーション作家、プロデューサー国際アニメーション映画協会(ASIFA)会長、同日本支部(ASIFA-JAPAN)会長、広島国際アニメーションフェスティバルディレクター(総指揮)。夫は木下蓮三[1][2]

概要 編集

木下小夜子は、東京生まれ、女子美術短期大学造形学科卒業[3]虫プロダクションを経て、1969年に(株)スタジオロータスに入社[1]

1972年に木下蓮三と制作したアニメーション『MADE IN JAPAN』がニューヨーク国際映画祭でグランプリを受賞したが、当時はまだアニメーションが社会的に認知されておらず、創るだけでなく広めることも必要と考え活動を開始した。更に1978年制作の『ピカドン』で、アニメーションの伝える力を再認識し、広島でアニメーションの映画祭を始めたいと活動した。1985年に広島国際アニメーションフェスティバルが開始され、第1回以降のフェスティバルディレクター(総指揮、総監督)を担当している[4]

2006年より2009年、および2018年より国際アニメーション映画協会(ASIFA)会長。日本アニメーション学会顧問[1]

第49回(2021年度)アニー賞において、夫妻でジューン・フォーレイ賞が授与された[5]

作品 編集

木下蓮三と制作した作品には以下などがある[1]

  • 『MADE IN JAPAN』(1972年)
  • 『日本人』(1977)
  • ピカドン』(1978)脚本
  • 『最後の空襲くまがや』(1993)
  • 『琉球王国 – MADE IN OKINAWA』(2004)

賞歴 編集

脚注 編集

外部リンク 編集