木下 毅(きのした つよし、1936年6月10日[1] - )は、日本法学者英米法)、弁護士第一東京弁護士会)。法学博士東京大学課程博士・1971年)。 山口県下関市出身。伊藤正己に師事。

大木雅夫から盗作を指摘され、中央大学から調査を受けたが、著作権法違反とは断定できないが、引用先を明示していない個所が多数あり、学者として倫理上問題があったとして、2004年に職務停止3か月の懲戒処分を受けた。問題となった著書は『比較法文化論』と『アメリカ法入門・総論』の2冊[2]

経歴 編集

著作 編集

単著 編集

  • 『英米契約法の理論』 東京大学出版会(1977年)
  • 『アメリカ私法』 有斐閣(1988年)
  • 『アメリカ公法』 有斐閣(1993年)
  • 『比較法文化論』 有斐閣(1999年)

共著 編集

訳書 編集

脚注 編集

  1. ^ 上掲『比較法文化論』奥付に拠れば1936年時の記念日生まれとする
  2. ^ 『朝日新聞縮刷版 平成16年2月号 通巻992号』(2004.2.12社会面)朝日新聞社、2004.3.2、p543
  3. ^ researchmap参照
  4. ^ 博論データベース
  5. ^ KAKEN
  6. ^ 以上につき、木下毅 増田パートナーズ法律事務所
先代
椎橋隆幸
中央大学日本比較法研究所所長
1999年 - 2002年
次代
丸山秀平