本郷菊坂赤門通り』(ほんごうきくざかあかもんどおり)は、1981年1月10日から同年3月28日までフジテレビ系列で放送されたテレビドラマ。全12回。

本郷菊坂赤門通り
ジャンル テレビドラマ
脚本 金子成人ほか
演出 戸崎春雄ほか
出演者 古谷一行大場久美子ほか
オープニング 「裸樹」(堀内孝雄
製作
プロデューサー 中本逸郎
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1981年1月10日 - 同年3月28日
放送時間土曜21:00 - 21:54
放送枠土曜劇場
放送分54分
回数12

特記事項:
土曜劇場』最終作。
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1967年4月8日開始の『春らんまん』(主演:新珠三千代)以来、放送枠を変更しながら14年続いた『土曜劇場』の最終作。

概要 編集

東京本郷を舞台に、二人暮らししている「週刊毎朝」編集員の鹿町公一と、血のつながりのないその義妹の朝子(公一と朝子は亡き両親のそれぞれの連れ子)、公一の亡き父が昭和の初めに旅館として建て、今は学生の下宿になっている「菊坂ホテル」を中心に、公一・朝子・文の微妙に揺れる恋愛感情、本郷の町の人間模様などを描いた[1]。本作のロケの大半はこの本郷で行われたという[2]

出演者 編集

  • 鹿町公一:古谷一行
    33歳、「週刊毎朝」記者。東京大学卒業。16歳で両親が事故で他界。以後、妹の朝子を育てて来た。
  • 鹿町朝子:大場久美子
    21歳。公一の妹。血はつながっていないが、実の兄妹より仲が良いと言われる。父が残した旅館「菊坂ホテル」を手伝う。
  • 川村文:香山美子
    33歳、静子の姪。5歳の娘を連れて離婚、菊坂ホテルで働いている。朝子からは姉のように慕われているが、公一と恋に落ちることに。
  • 小宮山兵吉:中条静夫
    公一の父の親友で、菊坂ホテルの管理人。中卒だが博学で多才な所があり、頑固者だが心は温かい。
  • 小宮山静子:丘さとみ
    41歳、兵吉の妻で文の叔母。結婚を早まったと思ってはいるが、兵吉をよく助けている。
  • 甲田六介:三浦浩一
    菊坂ホテルの住人。仕事は運送業。口調は粗っぽいがお人好しで優しい。文に恋心を寄せている。
  • 神田完次:渡辺篤史
    33歳。週刊毎朝記者で、公一の親友。陽気な性格で独身。
  • 吉田:橋爪功 - 文の元夫
  • 吉田小夜子:山本亜季 - 吉田の娘
  • 吉永雪子:結城しのぶ
    26歳、週刊毎朝記者。公一を密かに慕っており、今までの恋人とは別れようとしている。
  • 西村しま子:夏樹陽子
    33歳、兵吉が常連客の飲み屋「菊坂」の女将。公一の幼馴染みで未亡人。
  • 西村良枝:沢田知子
  • 長谷川初範
  • 頭師佳孝
  • 小俣源一:平泉征
  • 神田直子:河野みゆき - 神田の妹
  • 利恵:松岡明美
  • 卓次:桑坂てるお - 菊坂ホテルの住人で浪人生
  • 柏山:鈴木正幸
  • 野本みどり:棟里佳
  • 栗林新二郎:伊丹十三
    週刊毎朝編集デスク。東京大学卒業。かつて上司を殴ったことがあるほど硬派で熱血漢だったが、今はその気が失せたのか妥協的な態度をとっている。
  • ほか
(出典:[3]

スタッフ 編集

主題歌 編集

『裸樹』

サブタイトル 編集

各話 放送日 サブタイトル 演出
第1回 1981年1月10日 (サブタイトル無し) 舛田明広
第2回 1981年1月17日 (〃) 戸崎春雄
第3回 1981年1月24日 (〃) 舛田明広
第4回 1981年1月31日 朝子の蒸発!
第5回 1981年2月7日 雪の北海道へ!
第6回 1981年2月14日 過去ある女・文 戸崎春雄
第7回 1981年2月21日 禁じられた愛! 舛田明広
第8回 1981年2月28日 兄への愛は深く!
第9回 1981年3月7日 発病! そして兄へ求婚 戸崎春雄
第10回 1981年3月14日 はげしい抱擁
第11回 1981年3月21日 密会 舛田明広
最終回 1981年3月28日 坂道の春

出典 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 『Hoppoken = 北方圏 北の今・人・明日』第34号、北方圏センター、1981年1月1日、127頁、NDLJP:2832850/64 
  2. ^ 週刊TVガイド 1981年2月27日号での本作の記事より。
  3. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1981年1月23日号 p.54〜「特選テレビ劇場 本郷菊坂赤門通り」
フジテレビ 土曜21時枠
前番組 番組名 次番組
本郷菊坂赤門通り
予告
(21:00 - 21:02)
ゴールデン洋画劇場
(21:02 - 22:54)
【金曜21:00より移動】
フジテレビ系 土曜劇場
冬の恋人
本郷菊坂赤門通り
(廃枠)