朴淵瀑布(パギョンポクポ、朝鮮語:박연폭포)は、朝鮮民主主義人民共和国開城市北部、朴淵里にある、高さは37mの

朴淵瀑布
鄭歚(1676-1759)の描いた朴淵瀑布。119.5 X 52.2cm

概要 編集

金剛山の九龍瀑布、雪岳山の大勝瀑布とあわせ3大名瀑のひとつに挙げられる名勝で、北朝鮮の天然記念物第388号に指定されている。

また、朝鮮中期の儒学家徐敬德、名妓黄真伊とともに「松都(開城)三絶」といわれる。

滝壺は「姑母潭」と呼ばれる。

黄真伊が、自身の髪の毛で作った筆で書いたといわれる李白の漢詩(「望廬山瀑布」の一節「飛流直下三千尺 疑是銀河落九天」)が、龍岩(ヨンパウィ)に草書体で刻まれている。[1]

金日成主席が、1957年8月と1992年5月の2度訪問している。[1]

観光 編集

2007年12月から実施された、韓国側からのバスによる陸路観光の、周遊コースの一つとなっていた。

脚注 編集

関連項目 編集

座標: 北緯38度5分28.0秒 東経126度34分23.4秒 / 北緯38.091111度 東経126.573167度 / 38.091111; 126.573167