杉富士雄
杉 冨士雄(すぎ ふじお、1921年7月5日 - 1991年4月25日[1])は、日本のフランス文学者、プロヴァンス文学者、岡山大学名誉教授。
人物 編集
東京出身。1948年東京大学仏文科卒。1960年よりモンペリエ大学とトゥールーズ大学に留学[1]。1962年岡山大学法文学部教授、1980年文学部教授に就任、1987年に退官後、中国短期大学学長となった[1]。
1964年「「聖女フォワの歌」の文学的一考察」で東京大学文学博士。フランス文学の中でも言語の異なる南仏プロヴァンス語でノーベル文学賞をとったフレデリック・ミストラルを研究・翻訳した。
著書 編集
- 南仏抒情詩人テオドール・オーバネル 大修館書店 1960年
- 「聖女フォワの歌」とその研究 新東京書房 1966年
- プロヴァンスの海と空 歴史と文化の旅 富岳書房 1992年6月