東旭川駅

北海道旭川市にある北海道旅客鉄道の駅

東旭川駅(ひがしあさひかわえき)は、北海道旭川市東旭川北3条5丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)石北本線である。事務管理コードは▲122501[2]駅番号A32

東旭川駅
駅舎(2018年5月)
ひがしあさひかわ
Higashi-Asahikawa
A31 南永山 (2.7 km)
(5.0 km) 桜岡 A34
地図
所在地 北海道旭川市東旭川北3条5丁目
北緯43度46分35.3秒 東経142度26分29.7秒 / 北緯43.776472度 東経142.441583度 / 43.776472; 142.441583座標: 北緯43度46分35.3秒 東経142度26分29.7秒 / 北緯43.776472度 東経142.441583度 / 43.776472; 142.441583
駅番号 A32
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石北本線
キロ程 5.2 km(新旭川起点)
電報略号 ヒア
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
44人/日
-2014年-
開業年月日 1922年大正11年)11月4日[1]
備考 無人駅
テンプレートを表示

歴史 編集

 
1977年の東旭川駅と周囲750m範囲。右が上川方面。少しずれた形の相対式ホーム2面2線と駅裏側に貨物積卸線が敷かれ、駅横旭川側の貨物ホームとそのヤードを三角に切り込む様に引込み線が引かれている。駅裏貨物線からは旭川側は旭油脂の工場構内の建家間に、また上川側は赤屋根のガス会社の敷地前と踏切の先のガス会社の敷地前にそれぞれ引込み線が引かれている。貨物取扱廃止後にこれらの貨物線は全て撤去されて、現在では駅横の貨物ホームがあった側に、角度を少し変えて引直された保線用待避線があるのみである。また、ホームは完全にずれた千鳥型ホームとなり、相対側ホーム上にあった待合室も撤去された。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅構造 編集

互い違いに配置された、2面2線の千鳥式ホームをもつ地上駅跨線橋はなく、2つのホームは構内踏切で連絡する。

旭川駅管理の無人駅である。簡易駅舎を有する。自動券売機は設置されていない。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先
1 石北本線 上り 旭川方面
下り 上川北見方面
2 下り 上川・北見方面

利用状況 編集

乗車人員の推移は以下のとおり。年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。乗降人員のみが判明している場合は、1/2した値を括弧書きで記した。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

年度 乗車人員 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
2016年(平成28年) 70.4 [JR北 1]
2017年(平成29年) 66.6 [JR北 2]
2018年(平成30年) 62.2 [JR北 3]
2019年(令和元年) 59.6 [JR北 4]
2020年(令和02年) 56.0 [JR北 5]
2021年(令和03年) 51.0 [JR北 6]
2022年(令和04年) 48.4 [JR北 7]

駅周辺 編集

バス路線 編集

駅前に旭川電気軌道「東旭川駅前」停留所がある。

  • 73系統 東旭川・南高校線が発着する(通学時間帯の運行であり本数は少ない)[9]

かつて、当駅へ特急列車・特別快速列車が臨時停車した際(後述)は、当駅から旭山動物園行きの無料シャトルバスが運行された[10]

その他 編集

かつて、旭山動物園への観客を輸送する目的で、特急列車、特別快速列車が当駅に臨時停車したことがある。2004年(平成16年)5月1日 - 5月5日の間、特急オホーツク3号・5号が臨時停車していた[10]。また2004年(平成16年)[10]ゴールデンウィーク期間は特別快速きたみ(上下各1本)が臨時停車していた。

隣の駅 編集

北海道旅客鉄道(JR北海道)
石北本線
特別快速「きたみ」(下りのみ停車)・普通
南永山駅 (A31) - 東旭川駅 (A32) - *北日ノ出駅 (A33) - 桜岡駅 (A34)
*打消線は廃駅

かつて存在した路線 編集

日本国有鉄道
石北本線(貨物支線)
東旭川駅 - (北旭川駅

脚注 編集

出典 編集

  1. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、916頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、244頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023年3月21日閲覧 
  3. ^ a b 鉄道省告示第150号」『官報』第3077号、内閣印刷局、1922年11月2日、doi:10.11501/29551952023年1月7日閲覧 
  4. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 28号・釧網本線/石北本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月31日、22-23頁。 
  5. ^ 「旭鉄局のダイヤ改正 貨物、富良野線から姿消す」『北海道新聞』、1982年11月13日、朝刊、道北版。
  6. ^ “「通報」●函館本線江部乙駅ほか49駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1984年11月9日) 
  7. ^ 『JR特急10年の歩み』弘済出版社、1997年5月15日、39頁。ISBN 4-330-45697-4 
  8. ^ 東旭川温め73年「龍乃湯温泉」31日閉館”. 北海道新聞. 2024年3月26日閲覧。
  9. ^ 令和2年12月6日改正 バス時刻表” (PDF). 旭川電気軌道. 2020年11月28日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ a b c “東旭川駅に特急が臨時停車 旭山動物園見学にどうぞ 来月1-5日 駅からは無料バス”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2004年4月14日).

JR北海道 編集

  1. ^ 石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)』、北海道旅客鉄道、2017年12月8日。 オリジナルの2017年12月9日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20171209102701/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/senku/pdf/senku/10.pdf2017年12月10日閲覧 
  2. ^ 石北線(新旭川・網走間)」(PDF)『線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために)』、北海道旅客鉄道株式会社、3頁、2018年7月2日。 オリジナルの2018年8月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20180818171718/http://www.jrhokkaido.co.jp/corporate/region/pdf/senku/10.pdf2018年8月19日閲覧 
  3. ^ 石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 線区データ(当社単独では維持することが困難な線区)(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。
  4. ^ 石北線(新旭川・網走間)” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人以上2,000人未満の線区(「黄色」8線区). 北海道旅客鉄道. p. 3・4 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月2日閲覧。
  5. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年8月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  6. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2022年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月3日閲覧。
  7. ^ 駅別乗車人員 特定日調査(平日)に基づく”. 北海道旅客鉄道. 2023年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月10日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集