東港鎮(ドンガン/とうこう-ちん)は台湾屏東県

屏東県の旗 屏東県 東港鎮
別称: -
地理
位置 北緯22°28'
東経120°26'
面積: 29.4635 km²
各種表記
繁体字: 東港
日本語読み: とうこう
拼音: Dōnggǎng
通用拼音: Donggǎng
注音符号: ㄉㄨㄥ ㄍㄤˇ
片仮名転写: ドンガン
台湾語: Tang-káng
客家語: Tûng-kóng
行政
行政区分:
上位行政区画: 屏東県の旗 屏東県
下位行政区画: 23里411鄰
東港鎮長: 徐志雄
公式サイト: 東港鎮公所
情報
総人口: 48,069 人(2016年1月)
世帯数: 16,380 戸(2016年1月)
郵便番号: 928
市外局番: 08
東港鎮の木: -
東港鎮の花: -
東港鎮の鳥: -
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東港東隆宮
東港海軍航空隊東管制塔跡

概要 編集

清代は港が築かれ、台湾の3大良港の一つとして大いに栄えた歴史を持つ。

地名の由来 編集

「東港」の地名の由来には2つある。

  • 1つは西港(現在の高雄市旗津区)、中港(現在の高雄市林園区中芸港)との関係で相対的に名づけられたというものである。
  • もう1つは、高屏渓の東に位置したことから「東港」と称されるようになったというものである。

地理 編集

東港鎮は屏東県西部沿岸部に位置しており、北は新園郷崁頂郷と、東は南州郷と、南は林辺郷とそれぞれ接し、西南は台湾海峡に面し、琉球郷を望む。屏東平原南端に位置し、東港渓は東港郷と新園郷の境界を成している。地勢は平坦であり、また沿岸地帯ということで農業と漁業が産業の中心となっている。しかし低地が広がり排水が困難であり、洪水や潮害をしばしば受けている。

行政区域 編集

新勝里、頂中里、朝安里、福德里、豐漁里、盛漁里、漁里鎮海里、嘉蓮里、南平里、東隆里、共和里、內關帝里、新街里、東光里、東里、興農里、興和里、船頭里、東津里、、大潭里、下廍里

歴史 編集

1920年の台湾地方改制の際、この地に「東港街」が設けられ高雄州東港郡の管轄となった。その後1940年(昭和15年)に大日本帝国海軍航空隊東港海軍航空隊)が置かれ、太平洋戦争中は航空基地として発展した。戦後は高雄県東港鎮となったが、1950年に屏東県に帰属するようになり現在に至っている。

政治 編集

行政 編集

鎮長 編集

  • 徐志雄
歴代鎮長
氏名 着任日 退任日

対外関係 編集

姉妹都市・提携都市 編集

国内 編集

経済 編集

漁業 編集

漁業が盛んで、クロマグロアブラソコムツの魚卵のからすみ風(「油魚子」)、サクラエビが「東港三宝」と称する名産品に挙げられている[1]ほか、カジキマグロテナガミズテングなどがよく揚がる。

教育 編集

高級中学 編集

私立

高級職業学校 編集

国立

国民中学 編集

県立

国民小学 編集

県立

交通 編集

種別 路線名称 その他
省道 台17線 高雄市墾丁国家公園を結ぶ屏東客運バスが運行
港湾 東港 琉球郷への便船がある

観光 編集

 
開基大清府嘉蓮宮後塭仔嘉蓮宮
 
東港鎮海宮

観光スポット 編集

出身・関連著名人 編集

脚注 編集

注釈 編集

出典 編集

  1. ^ 東港三寶”. 東港區魚會. 2012年5月13日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集