東道後のそらともり(ひがしどうごのそらともり)は、愛媛県松山市南久米町3番地1にある、入浴やレジャー、宿泊を兼ね備えた複合温浴施設である。

東道後のそらともり
東道後のそらともり
温泉情報
所在地 愛媛県松山市南久米町3番地1
交通 鉄道 : 伊予鉄道横河原線 久米駅下車
バス : 伊予鉄バス日尾公園前バス停下車
自動車 : 松山自動車道松山IC川内ICから約20分。
泉質 アルカリ性単純温泉
泉温(摂氏 38.7 °C
pH 9.0
液性の分類 弱アルカリ性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 17室
外部リンク http://www.soratomori.jp/
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東道後のそらともりの位置(日本内)
東道後のそらともり
東道後のそらともり

概要 編集

久米之癒」を経営している久米開発有限会社と同じ経営者が、別会社「そらともり株式会社」を設立して経営している。施設は温泉守護神が奉られている東道後神社(日尾八幡神社)がある日尾山の麓に位置しており、源泉は四国八十八箇所49番札所である浄土寺の麓に位置している。

コンセプトは「氣養生」である。また、ヌメリのある泉質は「久米之癒」と同様であり、少しぬるめの温泉で長湯に向いている。また、屋上庭園にある露天風呂や、アロマ水で蒸気を発生させるロウリューというサウナが設置されているほか、三玉石のフィルターで濾過した飲用可能な源泉がある。

「久米之癒」がおおむね入浴のみを目的としているのに対し、こちらはレストラン・ボディケア・リラクセーションルーム・家族風呂・湯宿を兼ね備えた複合施設である。

施設 編集

歴史 編集

当地は伊予鉄道の所有[要出典]であり、1962年から「ファミリー温泉」「いよてつ健康ランド」「湯快爽快いよてつの湯」と経営が変遷している。

  • 1962年 - 伊予鉄道の子会社である日尾開発が「東道後ファミリー温泉」として開業する。
  • 1990年 - 施設の老朽化に伴い「松山いよてつ健康ランド」としてリニューアルする。
  • 2005年9月30日 - 「松山いよてつ健康ランド」が閉店し、後に運営企業の日尾開発も解散する。
  • 2006年4月12日 - 温浴施設の運営などを営む湯快爽快神奈川県)が伊予鉄道と賃貸借契約を結び、「湯快爽快いよてつの湯」として開業する。
  • 2007年10月30日 - 「湯快爽快いよてつの湯」が閉店する。
  • 2009年5月2日 - そらともり株式会社が伊予鉄道と賃貸借契約を結び[要出典]、営業を開始する。

交通 編集

当施設は、四国八十八箇所の遍路道沿線に所在している[1][2]

以下は、当施設までの主な交通の概要である[1]※詳細は公式サイトなどを参照。

脚注 編集

  1. ^ a b アクセス方法 - 東道後のそらともり(2013年2月9日閲覧)
  2. ^ 『四国遍路ひとり歩き同行二人 地図編』第8版 p.59(図58-2) へんろみち保存協力会 2007年2月発行 ※遍路道の確認に用いた出典として。

関連項目 編集

外部リンク 編集