松本 啓(まつもと けい、1935年5月6日 - )は、日本の英文学者、中央大学名誉教授。

岩手県生まれ。1960年東京外国語大学英米科卒業、同大学英米科副手。1963年東京大学大学院英語英米文学修士課程修了。神戸大学文学部助手、同教養部専任講師、中央大学法学部専任講師、同助教授、同教授[1]。2006年定年、名誉教授[2]。イギリス文学専攻。

著書 編集

翻訳 編集

  • ブロノフスキー『科学とは何か 科学の共通感覚』三田博雄共訳 みすず書房 みすず科学ライブラリー 1968
  • ブロノフスキー『人間とは何か』森松健介共訳 みすず書房 みすず科学ライブラリー 1969
  • バジル・ウィリー『十八世紀の自然思想』三田博雄,森松健介共訳 みすず書房 1975
  • バジル・ウィリー『ダーウィンバトラー 進化論と近代西欧思想』みすず書房 1979
  • バジル・ウィリー『十九世紀イギリス思想 コウルリッジからマシュー・アーノルドまで』三田博雄,森松健介共訳 みすず書房 1985
  • J.S.ミルベンサムとコウルリッジ』みすず書房 1990

脚注 編集

  1. ^ 『現代日本人名録』2002年
  2. ^ 「松本啓先生を送る」諏訪部仁 英語英米文学 2006