柳亭左龍 (初代)

東京の落語家

初代 柳亭 左龍(りゅうてい さりゅう、文政11年(1828年)8月 - 明治43年(1910年12月1日)は、東京の落語家怪談噺を得意とした落語家で有名。本名、岡本龍蔵。

初代 柳亭りゅうてい 左龍さりゅう
本名 岡本 龍蔵
生年月日 1828年8月
没年月日 1910年12月1日
出身地 日本の旗 日本
師匠 2代目柳亭左楽
弟子 柳亭左傳次
柳亭左伊龍
3代目柳亭左龍
2代目柳亭左龍
柳亭左童
2代目柳亭右龍
柳亭左伊蔵

2代目柳亭左楽の門人。前身は『文之助系図』には「本所松坂町二住、大工職ヲ業トス」とあるだけで詳細は不明。

1873年の『寄美代諸芸交綴』には「たでくふむしもすき〲」として左龍があるのが最も古く怪談噺で名を成していた。

1875年の『諸芸人名録』には「落語之部」の「上等之部」に位置している。番付も明治の中期頃まで高位置を常にキープしていた。

柳派三遊派どちらにも属さず、一門を前に使って端席の寄席でトリを勤めていた。晩年は中風で高座を退いた。

弟子 編集

出典 編集