柳生城

奈良県奈良市にあった城

柳生城(やぎゅうじょう)は、奈良県奈良市柳生町にあった日本の城柳生氏の居城。後に隣接地に柳生宗矩により柳生陣屋が建設された[1]

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柳生城
奈良県
築城主 柳生氏
築城年 南北朝時代
主な改修者 不明
主な城主 柳生宗厳
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現在は柳生家の菩提寺である芳徳寺柳生石舟斎塁城の碑と土塁が残る)、正木坂道場が建つ周辺に位置した柳生一族の城で[2]南北朝時代に作られたとみられる[3]天文13年(1544年)に筒井順昭の攻撃を受けて落城している[3]。廃城時期は定かではないが、文禄時代の太閤検地により柳生家は所領を没収されたため[3]、それに伴い廃城になったとも考えられる。

現在も跡、堀切、土塁等の遺構が残る。

周辺 編集

脚注 編集

  1. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ)「柳生藩」の解説”. Kotobank. 2021年11月7日閲覧。
  2. ^ 柳生城”. Kyodo Seihan Printing Co. 2021年11月7日閲覧。
  3. ^ a b c 日本の城がわかる事典「柳生城」の解説”. kotobank. 2021年11月7日閲覧。

関連項目 編集