栗栖 猛夫(くりす たけお、1892年9月14日 - 1945年7月17日)は、日本陸軍軍人。最終階級は陸軍中将

栗栖 猛夫
生誕 1892年9月14日
大日本帝国の旗 大日本帝国 山口県
死没 (1945-07-17) 1945年7月17日(52歳没)
フィリピンの旗 フィリピン レイテ島
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1915 - 1945
最終階級 陸軍中将
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経歴 編集

山口県出身。山口中学校を経て、1915年(大正4年)5月、陸軍士官学校(27期)を卒業。同年12月、歩兵少尉に任官し歩兵第29連隊付となる。

1927年(昭和2年)3月、新潟中学校配属将校となり、歩兵第16連隊中隊長、歩兵第15旅団副官などを経て、1933年(昭和8年)8月、陸軍少佐に昇進し陸軍歩兵学校副官となる。同校教官、第3師団参謀、第5独立守備隊参謀などを歴任し、1939年(昭和14年)8月、陸軍大佐に進み豊橋陸軍予備士官学校歩兵生徒隊長に就任。1941年(昭和16年)3月、歩兵第220連隊長となり日中戦争太平洋戦争に出征。

1943年(昭和18年)3月に陸軍公主嶺学校教官となり、1944年(昭和19年)3月、陸軍少将に昇進し公主嶺学校教導団長に就任した。同年6月、第68旅団長となりレイテ島の戦いに従軍。1945年(昭和20年)2月、第26師団長心得に就任。同年7月に戦死し陸軍中将に特進した。

参考文献 編集

  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。