桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)は吉益東洞家方にその記述のある漢方薬のひとつ。体を内部から温めて、冷えと痛みを取り除く。水分滞留を伴う痛みに。医療用医薬品と薬局等で購入できる一般用医薬品がある。

処方 編集

桂枝湯桂枝芍薬大棗甘草生姜)を基本に蒼朮附子茯苓をそれぞれ適量を加えたもの。

効果・効能 編集

体力虚弱で、手足が冷えてこわばり、尿量が少なく、ときに、動悸、めまい、筋肉のぴくつきがあるものの次の諸症:関節痛神経痛[1]

応用 編集

神経痛、小児麻痺など。

脚注 編集

参考文献 編集

  • 難波恒雄『漢方薬入門』保育社、1985年。ISBN 4-586-52104-X 

関連項目 編集