桃園駅 (山梨県)

かつて日本の山梨県櫛形町(現:南アルプス市)にあった山梨交通の駅

桃園駅(ももぞのえき)は、山梨県中巨摩郡櫛形町(現・南アルプス市)桃園に存在した山梨交通電車線

桃園駅
ももぞの
MOMOZONO
倉庫町 (0.6 km)
(1.2 km) 巨摩高校前
地図
所在地 山梨県中巨摩郡櫛形町
(現・南アルプス市)桃園
所属事業者 山梨交通
所属路線 電車線
キロ程 12.9 km(甲府駅前駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1936年昭和11年)7月15日
廃止年月日 1962年(昭和37年)7月1日
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概要 編集

1936年昭和11年)に地元の請願によって開業した駅で、倉庫町駅からまっすぐ南に下ったところ、桃園集落の中心に当たる桃園神社の東側にあった1面1線の棒線駅であった。櫛形町最初の駅である。

駅名にもなっている「桃園」はかつてここを領していたという清和源氏の祖・貞純親王が別名「桃園親王」と呼ばれていたことにちなんでおり、駅西の桃園神社は貞純親王祭神としている[1]

歴史 編集

廃線後の状況 編集

専用軌道の跡地である「廃軌道」上、桃園神社へ至る東西の道と交わる手前に駅が存在した。ここは現在も道がやや変形しており、今諏訪駅以降の駅では比較的分かりやすい方である。

隣の駅 編集

山梨交通
電車線
倉庫町駅 - 桃園駅 - 巨摩高校前駅

脚注 編集

  1. ^ 桃園神社 (旧村社)”. 山梨県神社庁. 2023年3月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月3日閲覧。

参考文献 編集

  • 花上嘉成『山梨交通鉄道線回想録』(「RM LIBRARY」5号、ネコ・パブリッシング刊、1999年)
  • 山梨交通監修『山梨交通60年史』(BJエディターズ刊、2006年)
  • 鉄道省編『山梨交通』(鉄道省文書)

関連項目 編集

座標: 北緯35度37分31.3秒 東経138度27分50.5秒 / 北緯35.625361度 東経138.464028度 / 35.625361; 138.464028