桜井 美奈(さくらい みな、1974年[1] - )は、日本小説家新潟県在住[2]

経歴・人物 編集

2012年、投稿作「きじかくしの庭」が第19回電撃小説大賞大賞(第1席)を受賞し、翌年同作を刊行し作家デビューした[3]。一時期新作の発表が途絶えていたが、2017年に約4年ぶりに新作を発表。以後コンスタントに執筆している。

2021年3月、小日向まるこによるコミカライズ版『塀の中の美容室』(小学館ビッグコミックススペシャル、2020年8月)が、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて優秀賞を受賞した。

2023年3月より日本推理作家協会会員[4]

作品リスト 編集

単行本 編集

  • 『きじかくしの庭』(メディアワークス文庫、2013年2月)
  • 『落第教師 和久井祥子の卒業試験』(メディアワークス文庫、2013年8月)
  • 『嘘が見える僕は、素直な君に恋をした』(双葉文庫、2017年6月)
  • 『マンガハウス!』(光文社文庫、2017年10月)
  • 『塀の中の美容室』(双葉文庫、2018年9月)
  • 『居酒屋すずめ 迷い鳥たちの学校』(文響社、2018年12月 / ハルキ文庫、2020年5月)
  • 『さようならまでの3分間』(一迅社メゾン文庫、2019年6月)
  • 『幻想列車 上野駅18番線』(講談社タイガ、2021年3月)
  • 『殺した夫が帰ってきました』(小学館文庫、2021年4月)
  • 『相続人はいっしょに暮らしてください』(祥伝社文庫、2022年10月)
  • 『私が先生を殺した』(小学館文庫、2023年5月)
  • 『私、死体と結婚します』(ハルキ文庫、2024年3月)

脚注 編集

  1. ^ “連載[にいがた暮らしの小説家]<上>桜井美奈さん(新潟市在住)本気になった30代、ミステリーで開花”. 新潟日報. (2023年9月3日). https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/274007?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=twitter_dp 2023年9月3日閲覧。 
  2. ^ 『さようならまでの3分間』(メゾン文庫、2019年6月)情報。
  3. ^ 電撃文庫MAGAZINE』2012年11月号
  4. ^ 会報2023年3月号 新入会員挨拶|日本推理作家協会”. 日本推理作家協会. 2023年11月18日閲覧。

外部リンク 編集