梶田 ミチ子(かじた みちこ、1952年(昭和27年)- )は、日本航空自衛官である。最終階級は空将補佐伯光海将補(海上自衛隊医官)に続いて三自衛隊で2例目、航空自衛隊では初の女性将官であった。梶田は同じ自衛官であっても特別とされる医官・歯科医官を除く初の女性将官であるが、退職日特別昇任による空将補(いわゆる営門将補)である[1][2]

奈良女子大学を卒業後、1977年(昭和52年)航空自衛隊に一般幹部候補生(A幹部)として入隊。卓越した指揮能力が認められ、三自衛隊女性自衛官として初めて指揮幕僚課程教育を受けた。最終補職は2006年(平成18年)4月から務めた航空自衛隊航空教育隊第2教育群司令[3]2007年(平成19年)12月3日の退官日に空将補に特別昇任した。

関連項目 編集

参考資料 編集

  • 朝雲縮刷版(2007年)
  • 1佐以上の再就職状況(防衛省報道資料・平成20年)

脚注 編集

  1. ^ 医官でも退職日特別昇任でもない女性自衛官初の将官は柏原敬子
  2. ^ 自衛隊の謎検証委員会編『知られざる自衛隊の謎』、彩図社、2011年10月、133p
  3. ^ 熊谷基地・主に東日本に居住する入隊直後の男子航空自衛官に対し自衛官の基礎を教育する部隊