棺材板(グァン・ツァイ・バン、英語: Coffin bread)は、台湾料理の1つ[1][2]。揚げた食パンをくり抜いて、中にシチューリゾットを入れたサンドイッチであり[1][2]ブレッドボウルの一種である。台湾小吃として人気が高い[3]

棺材板の例
棺材板の例

当初は鶏レバーを使用していたことから「鶏肝板」と呼んでいたが[4]、見た目が棺桶に似ていることから棺材板と呼ばれるようになった[1][2][4]台南市の店「赤嵌棺材板」が発祥とされる[3]

日本2014年に開催された第3回「ご当地!絶品うまいもん甲子園」では、国立旗山高級農工職業学校中国語版(台湾高雄市旗山区)の学生チームが棺材板の具材を豚肉ブロッコリーを炒めて照り焼きにしたものにアレンジした「百箱棺桶焼」を紹介し、「ワールドうまいもん賞」を獲得した[4]

出典 編集

  1. ^ a b c 佐藤政人「棺材板」『世界のサンドイッチ図鑑: 意外な組み合わせが楽しいご当地レシピ355』誠文堂新光社、2017年、263頁。ISBN 978-4416616475 
  2. ^ a b c 『D10 地球の歩き方台湾 2023~2024』地球の歩き方、2023年、297頁。ISBN 978-4059210771 
  3. ^ a b 赤嵌棺材板”. 地球の歩き方 (2023年2月4日). 2023年7月13日閲覧。
  4. ^ a b c 「ご当地!絶品うまいもん甲子園」で台湾の“うまいもん”を発信”. 台湾新聞 (2014年11月10日). 2023年7月13日閲覧。

外部リンク 編集