楠木新(くすのき あらた、1954年 - )は、日本のビジネス評論家。元神戸松蔭女子学院大学人間科学部都市生活学科教授[1]

経歴 編集

神戸市生まれ。京都大学法学部卒業。大手生命保険会社に入社し、人事・労務関係を中心に、経営企画、支社長等を経験。47歳の時うつ状態で休職。その後、50歳から勤務と並行して、「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。大阪府立大学大学院経営学研究科でMBAを取得。関西大学商学部非常勤講師を務める。2015年60歳で定年退職。神戸松蔭女子学院大学非常勤講師[2]を経て、2018年4月より神戸松蔭女子学院大学人間科学部都市生活学科教授。2022年3月大学を退任。楠木ライフ&キャリア研究所代表。

著書 編集

  • 『ビジネスマン「うつ」からの脱出』創元社、2003年。ISBN 978-4-422-11286-2 
  • 『会社が嫌いになったら読む本』日本経済新聞出版社、2009年。ISBN 978-4-532-26054-5 
  • 『わが子を失敗させない「会社選び」 就職に勝つ!』ダイヤモンド社、2009年。ISBN 978-4-478-00822-5 
  • 『就活の勘違いー採用責任者の本音を明かす』朝日新聞出版、2010年。ISBN 978-4-02-273357-3 
  • 『会社が嫌いになっても大丈夫』日経ビジネス人文庫、2010年。ISBN 978-4-532-19547-2 
  • 『人事部は見ている。』日本経済新聞出版社、2011年。ISBN 978-4-532-26122-1 
  • 『内定「とれる人」「とれない人」』三笠書房、2012年。ISBN 978-4-8379-2474-6 
  • 『サラリーマンは、二度会社を辞める。』日本経済新聞出版社、2012年。ISBN 978-4-532-26176-4 
  • 『会社の「仕組み」を知っている人だけが、上手くいく』大和書房、2013年。ISBN 978-4-479-79410-3 
  • 『働かないオジサンになる人、ならない人 人事のプロが教える』東洋経済新報社、2014年。ISBN 978-4-492-22344-4 
  • 『働かないオジサンの給料はなぜ高いのか 人事評価の真実』新潮社、2014年。ISBN 978-4-10-610565-4 
  • 『「こころの定年」を乗り越えろ 40歳からの「複業」のススメ』朝日新聞出版、2015年。ISBN 978-4-02-273636-9 
  • 『知らないと危ない、会社の裏ルール』日本経済新聞出版社、2015年。ISBN 978-4-532-26273-0 
  • 『経理部は見ている。』日本経済新聞出版社、2016年。ISBN 978-4-532-26311-9 
  • 『左遷論 組織の論理、個人の心理』中公新書、2016年。ISBN 978-4-12-102364-3 
  • 『定年後 50歳からの生き方、終わり方』中公新書、2017年。ISBN 978-4-12-102431-2 
  • 『良い定年後と悪い定年後』文藝春秋e-Books Kindle版、2017年。 
  • 『定年準備』中央公論新社、2018年。ISBN 978-4-12-102486-2 
  • 『会社に使われる人 会社を使う人』KADOKAWA、2019年。ISBN 978-4-04-082254-9 
  • 『定年後のお金』中央公論新社、2020年。ISBN 978-4-12-102577-7 
  • 『定年後の居場所』朝日新聞出、2021年。ISBN 978-4-02-295125-0 
  • 『転身力』中央公論新社、2022年。ISBN 978-4-12-102704-7 
  • 『自分が喜ぶように、働けばいい。: 二つの本業のすすめ』東洋経済新報社、2022年。ISBN 978-4-492-55813-3 
  • 『75歳からの生き方ノート』小学館、2023年。ISBN 978-4-09-389100-4 
  • 『50歳からの読書案内』中央公論新社、2024年。ISBN 978-4-12-005736-6 

脚注 編集

  1. ^ 教員情報 楠木新”. 神戸松蔭女子学院大学 (2020年12月22日). 2021年7月21日閲覧。
  2. ^ 『定年後』著者紹介

外部リンク 編集