極北州(きょくほくしゅう)(英語:Extreme North Province、フランス語:Province de l'Extrême-Nord)は、カメルーン最北のである。面積は34,246km2、人口は1,855,695人(1987年)で国内最大。この州は、細長くチャド湖にまで伸びており、回廊の様な形になっている。州都は北部最大の都市マルアMaroua)である。

極北州

Province de l'Extrême-Nord
Extreme North Province
極北州の位置
極北州の位置
カメルーンの旗 カメルーン
州都 マルア
面積
 • 合計 34,246 km2
人口
(2015年)
 • 合計 3,993,007人
 • 密度 120人/km2
等時帯 UTC+1 (WAT)
ISO 3166コード CM-EN

治安 編集

2010年代、隣国ナイジェリアの反政府武装組織ボコ・ハラムの活動が活発になり、カメルーン側にも越境して攻撃を加えるようになった[1]。また、ナイジェリア国内での戦闘から逃れるために、2019年1月までに3万人を超えるナイジェリアの住民が極北州側へ避難を行っている[2]

隣接州 編集

下位行政区画 編集

 
極北州の県

脚注 編集

  1. ^ カメルーン軍、ボコ・ハラムの86人を殺害 1000人以上拘束”. フランス通信社 (2015年2月17日). 2019年2月1日閲覧。
  2. ^ 数日で3万人が隣国へ避難、ボコ・ハラムの攻撃恐れ ナイジェリア”. フランス通信社 (2019年1月29日). 2019年2月1日閲覧。

関連項目 編集