横山 信治(よこやま のぶはる、1960年10月5日 - )は、日本の実業家。グッドモーゲージ(住信SBIネット銀行代理店)取締役社長[1][2]

笑福亭 手遊しょうふくてい おもちゃ
本名 横山 信治(よこやま のぶはる)
生年月日 (1960-10-05) 1960年10月5日(63歳)
出身地 日本の旗 日本大阪府大阪市
師匠 6代目笑福亭松鶴
活動期間 1971年 - 1976年
活動内容 上方落語

元芸人で笑福亭 手遊(しょうふくてい おもちゃ)の芸名を持っていた。

来歴 編集

大阪市生まれ。1971年10月、12歳で6代目笑福亭松鶴の門をたたき、松鶴は「今度親御さん連れておいで」とあっさり入門を許可した。同年少年落語家としてデビュー。当時のテレビ番組「23時ショー」で初舞台を踏んだ。 当初は天才落語家少年として持て囃された。笑福亭鶴瓶によると、本来は笑福亭鶴光の弟子が希望だったが、まだ弟子を取れないという事情で松鶴のところに来たという[3]

1972年2月に松鶴に入門した鶴瓶は弟弟子という立場になり、小学生の「兄弟子」に大人の鶴瓶が「兄さん」と呼ぶ様が面白がられて二人で何度もラジオ番組に出演した[3]。鶴瓶はこのおかげでラジオ出演の機会が増え、「鶴瓶というやつ、おもろいねんな」と放送関係者に知ってもらえるようになったという[3]

その後中学卒業に伴い、大学受験を目指して進学校へと入学。そして、あっさりと落語家の道を諦め、廃業した。廃業時期については落語関係の書籍に「1984年ごろ」という記述がある[4]一方、自社ウェブサイトにおいては上方落語協会に「6年在籍した」と記している[1]

その後は順調に高校→大学と進学。1982年、日本信販(後にUFJニコスを経て、現・三菱UFJニコス)に入社した[1][2]

2001年2月、ソフトバンクファイナンスに転職[1]。日本初のモーゲージバンクとされるSBIモーゲージ(現・アルヒ)の設立に携わる[1][2]

2014年4月に、オフィス・フォー・ユーを設立して社長となる[1]。2016年8月よりグッドモーゲージの社長を務める [1]

著書 編集

  • 2010年10月「仕事に幸せを感じる働き方」(あさ出版)
  • 2012年11月「入社1年目から使える「評価される」技術」(かんき出版)
  • 2013年4月「一生食べていくのに困らない「人を味方にする」仕事術」(ぱる出版)
  • 2013年6月「上位20%に入れる人だけが一生成功する」(大和書房)
  • 2013年9月「リーダーの基本」(かんき出版)
  • 2014年2月「今は苦しくても、きっとうまくいく」(PHP研究所)
  • 2014年2月「やる気の伝え方」(徳間書店)
  • 2014年3月「100言ってもできないダメ部下を動かす上司の言葉」(KADOKAWZ/中経出版)
  • 2014年6月「めちゃめちゃ運がよくなる人づきあいの技術」(ぱる出版)
  • 2014年11月「戦わない生き方」(日本文芸社)
  • 2015年2月「40歳からは、小さなことにくよくよするな」(PHP研究所)
  • 2015年5月「ビジネスエリートは、」なぜ落語を聴くのか?」(日本能率協会マネージメントセンター)
  • 2015年7月「抜群に評価される人の教科書」(ぱる出版)

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f g プロフィール - オフィス・フォー・ユー
  2. ^ a b c 竹中貴一 (2018年1月31日). “元最年少落語家で東証1部の金融グループ社長!? 異色な経歴をもつ横山信治氏が語る人脈論とは”. マイナビニュース. https://news.mynavi.jp/article/20180131-573926/ 2019年6月閲覧。 
  3. ^ a b c 『青春の上方落語』pp.47 - 48
  4. ^ 『青春の上方落語』p.65

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集