欧州特許分類(おうしゅうとっきょぶんるい、European Classification、略称:ECLA(エクラ))は、欧州特許庁(EPO)で使用されていた特許の分類体系である。

概要 編集

国際特許分類を独自に細分化したもので、分類項目数は135,600に及ぶ[1]

欧州特許庁では、特許の分類体系として、ECLAと合わせてICO(In Computer Only)も用いられていた。ICOは、その特許出願の発明の特徴ではないが、その特許出願に含まれる技術的に重要な事項に対して付与された。

2012年、EPOと米国特許商標庁(USPTO)は、共通の分類としてECLAをベースに共同特許分類英語版(CPC)を作成。2013年にECLAに代えて使用を開始した。

ECLA及びICOと同様に、IPCを細分化した分類体系としては、日本の特許庁が採用しているFIがある。

脚注 編集

関連項目 編集

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