武佐駅 (滋賀県)

日本の滋賀県近江八幡市にある近江鉄道の駅

武佐駅(むさえき)は、滋賀県近江八幡市長光寺町にある近江鉄道八日市線(万葉あかね線)のである。駅番号はOR20。副駅名は「三菱ロジネクスト前」[1]

武佐駅
駅舎(2008年12月)
むさ
MUSA
(三菱ロジネクスト前)
OR19 平田 (1.5 km)
(2.8 km) 近江八幡 OR21
地図
所在地 滋賀県近江八幡市長光寺町55-3
北緯35度6分53.75秒 東経136度7分49.88秒 / 北緯35.1149306度 東経136.1305222度 / 35.1149306; 136.1305222座標: 北緯35度6分53.75秒 東経136度7分49.88秒 / 北緯35.1149306度 東経136.1305222度 / 35.1149306; 136.1305222
駅番号 OR20
所属事業者 近江鉄道
所属路線 八日市線(万葉あかね線)
キロ程 6.5 km(八日市起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
175人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1913年大正2年)12月29日
備考 無人駅
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駅出入口(2019年11月、下り線のりば側)

歴史 編集

駅構造 編集

相対式2面2線の地上駅で、駅舎は2000年平成12年)に改築された。当駅は無人駅であり、ホーム間は構内踏切で連絡しているが、下り線のりば側にも出入り口が設けられている。

のりば 編集

番線 路線 方向 行先
駅舎側 八日市線
(万葉あかね線)
上り 八日市方面[3]
反対側 下り 近江八幡方面[4]

※案内上ののりば番号は割り当てられていない。

付記事項
  • 1990年代以降、800系(20 m級車両)が導入された際には、電車と武佐駅のホームが接触する可能性が出たことから車体の改造(面取り)とホームの改修が行われた[5]
  • かつては東洋カーボン(現:東海カーボン)滋賀工場へ向けて専用線が敷かれ、車扱貨物の取扱いや近江八幡駅経由で原料や製品の貨物輸送も行われていた。

利用状況 編集

近年の一日平均乗車人員の推移は下記のとおり。(近江八幡市統計書より)

年度 一日平均
乗車人員
2004年 160
2005年 155
2006年 155
2007年 161
2008年 153
2009年 136
2010年 137
2011年 147
2012年 157
2013年 152
2014年 149
2015年 166
2016年 165
2017年 175

駅周辺 編集

中山道沿いにあり、その街道に沿って多くの民家が建つ。駅西側にある西宿町は伊庭貞剛翁の生誕地であり[6]、それを示す看板の脇には巨木がある。伊庭の生家跡は「いばecoひろば」という公園となっている。街道から北へ外れると田畑が広がるが、そこから少し北へ進むと国道8号東海道新幹線が並行する所に至る[注釈 1]。なお、国道8号は駅西側にある西宿町交差点で旧中山道と合流する。

駅東側には八風街道国道421号郵便局小学校があり、国道沿いには民家・商業施設・金融機関が建つ。駅南側と駅南西側は工業地となっており、東海カーボン三菱ロジスネクストなどの各工場が大きく広がっている。

隣の駅 編集

近江鉄道
八日市線(万葉あかね線)
快速(平日朝の上り1本のみの運転)
近江八幡駅(OR21) - 武佐駅(OR20) - 八日市駅(OR15)
普通
近江八幡駅(OR21) - 武佐駅(OR20) - 平田駅(OR19)

脚注 編集

記事本文 編集

注釈 編集

  1. ^ ※近江鉄道八日市線(万葉あかね線)は、近江八幡寄りで国道8号と東海道新幹線の2線と立体交差する。なお、国道と新幹線の間は約200メートル離れている。

出典 編集

  1. ^ 八日市線・武佐駅に「副駅名称」を導入します”. 近江鉄道. 2024年3月28日閲覧。
  2. ^ 2020.3.14 ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)近江鉄道。 オリジナルの2022年10月6日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20221006070300/https://www.ohmitetudo.co.jp/file/railway_2020daiyakaisei.pdf2023年3月30日閲覧 
  3. ^ 武佐駅(八日市方面)の時刻表|近江鉄道”. 近江鉄道. 2022年9月18日閲覧。
  4. ^ 武佐駅(近江八幡方面)の時刻表|近江鉄道”. 近江鉄道. 2022年9月18日閲覧。
  5. ^ 車両の角「面取り」なぜ 車体の長さに秘密」『産経新聞』、2019年10月13日。2023年3月30日閲覧。オリジナルの2022年11月29日時点におけるアーカイブ。
  6. ^ 伊庭貞剛 その1 | 住友の歴史”. 住友人物列伝:総理事と呼ばれた人たち 伊庭貞剛. 住友グループ広報委員会. 2022年10月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年9月29日閲覧。 “※出典となった記述は、「裁判官から住友へ」を参照。”

関連項目 編集

外部リンク 編集