武知家住宅(たけちけじゅうたく)は、徳島県名西郡石井町にある歴史的な建造物。国の重要文化財に指定。「武知家の藍寝床」とも表記される。

武知家住宅
所在地 徳島県名西郡石井町高川原字天神133
位置 北緯34度5分13.1秒 東経134度26分32.4秒 / 北緯34.086972度 東経134.442333度 / 34.086972; 134.442333座標: 北緯34度5分13.1秒 東経134度26分32.4秒 / 北緯34.086972度 東経134.442333度 / 34.086972; 134.442333
建築年 1862年文久2年)
文化財 国の重要文化財
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歴史 編集

武知家住宅は藍製造で繁栄した吉野川下流域で最大級の藍商の住宅である。広大な敷地の中央に主屋を建て、主屋の周囲を藍生産のための藍床などの附属施設で囲み、東側に通門を構える[1]

主屋は1862年文久2年)に建てられており、二重の本瓦屋根や式台玄関、広く上質な座敷など高い格式を備えている。敷地には藍の葉を発酵させて染料のすくもを作る「寝床」などの建造物群を含む豪壮な屋敷構えが残っていて、現在もすくもが製造されている[2]

交通 編集

脚注 編集

  1. ^ 武知家住宅”. 文化遺産オンライン. 2021年9月30日閲覧。
  2. ^ 徳島)石井の武知家住宅が国重文へ 大規模な建物”. 徳島新聞 (2018年10月20日). 2021年9月30日閲覧。

外部リンク 編集